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雪のように純真な子供のこころ(clipart.com)

稲妻に向かって「ハイ、チーズ」、童心は透明な水のよう

作者・貫明

 【大紀元日本12月24日】

 隣に住む小さな女の子の話。

 ある夏の午後、夕立雲が広がり、まわりが急に暗くなったかと思うと、雷が鳴り始め、大粒の雨が降り出した。女の子の通う小学校は町から少し離れた所にあるので、お母さんが慌てて傘を持って迎えに出かけた。

 雷がごろごろとさらに激しくなり、道行く人々もピカっと光る空の下で家路を急ぐ。「1年生になったばかりだ。1人でこんな激しい夕立に遭うのは始めてだ。怖がってないか。走ってどこかで転んでないか…」とお母さんは焦る気持ちを必死に抑え、足早に学校に向かった。

 その時だった。女の子は雨の中、いつもの足取りでのんびり歩いていたではないか。そして、空に稲妻が走る度、空に向かってポーズを取りながら笑っていた。お母さんに気づいた女の子は、「お空のカメラが写真を取ってくれているよ!ほら、また光ったよ。お母さんも一緒に写真取ろう!」と。稲妻に向かって「ハイ、チーズ」

 家に帰った後、お母さんの説教が始まった。女の子は不思議な顔して、「雷が危ないってお母さんは言うけど、おばあちゃんはね、雷神さまは悪い人にしか罰を与えないって言ったのよ。私はいい子だから、怖くないんだ」と答えた。

 私たちもかつてはあのような透明な心の持ち主だった。しかし、いつしか、純真な気持ちを忘れ、競い合いや妬み、名利心や欲に心が占領され、幸せになろうとするあまり、そのために失った純真な心に戻ることこそ、本当の幸せであることを忘れている。善良と純真を取り戻すこと、稲妻に「ハイ、チーズ」が言える純真無垢な心、これこそ幸せへの近道かもしれない

(翻訳編集・心明)


 (09/12/24 05:00)  





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