印刷版   

旅した子猫と同じ種類の子猫(Dan Kitwood/Getty Images)

SUV車に隠れた子猫、192キロの旅=米国

 【大紀元日本12月24日】

 その時、ワシントン州(WASHINGTON STATE)オリンピア(Olympia)の気温は、氷点下の寒さでした。ここで勤務をしている男性が、オレゴン州の自宅に帰った時、SUV車の下に取り付けてあったスペアタイヤの隙間に隠れていた子猫を発見しました。この猫は寒さを避けるため、ちゃっかり車の下に便乗し約200キロあまり離れた別の州まで旅をしたのです。

 ワシントン州の北部に位置するオリンピアのその頃の最高気温は摂氏2~4度、最低気温は零下1~2度でした。オレゴン州(OREGON STATE)のテゥアラティン(Tualatin)に住んでいるマーク・リッチイ(Marc Lichty)氏はオリンピアに勤務しています。12月9日、車で自宅に帰る途中、高速道路の休憩所に停車していた時、たしかに車から猫の鳴き声が聞こえましたが、そのときは猫を見つけることができませんでした。

 自宅に帰ってから、またもや猫の声が聞こえました。暗い中、懐中電灯で照らして車を詳しく探すと、確かにSUV車の下部スペアタイヤの隙間にうずくまっている猫がいました。

 ワシントン州のオリンピアからオレゴン州のテゥアラティン(Tualatin)までは約192キロ(120マイル)の距離があります。リッチイ氏はそのとき車を平均時速112キロ(70マイル)で運転しました。幸いにも、生後3カ月の子猫はお腹がすき喉がカラカラでしたが、何事もなく安全に到着しました。リッチイ氏は、地元メディアのインタビューに答えて「外の気温が寒かったため猫は私の車を避難所にしたのかも知れません」と語った。最初猫は車から離れたがりませんでしたが、最後にリッチイ氏の娘のジェナさん(Jenna)が食品の鮭を使って猫をおびき寄せ車から連れ出しました。

 猫の首輪がない上に、動物病院の検査表である注入マイクロチップもなく、誰がこの猫の所有者なのかわかりません。リッチイ氏は勤務先付近の会社を聞き回りましたが、とうとう猫の主人は見つかりませんでした。

 リッチイ氏にはすでに犬と猫が一匹ずついますが、この寒さで空腹の小さな子猫も飼うことを決めて、他のペットと一緒に彼の家族の一員となりました。オレゴン動物愛護協会(オレゴン州HumaneSociety)は、外の気温が寒い時など猫はそれを避けるために温かい車のエンジンの傍や、エンジンカバーの下、或いは車の隙間などに隠れることがよくあると話した。

 
(翻訳編集・周ソンジェ)


 (09/12/24 05:00)  





■関連文章
  • 超~ねむい、あくびの写真(07/10/14)