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1300億円以上の投資金が回収不能、市民自殺多発か=黒龍江省鶴崗市

 【大紀元日本12月20日】中国東北部の黒龍江省鶴崗市では、約170社の投資会社が長年来高金利で市民から巨額の資金を集め、不動産に投資してきたが、最近、100億元を超す資金が不良債権になり回収不能になるため、市民が自殺するケースが多発。一部では、現地政府の監督責任を追及する声も上がっている。

 中国紙「南方都市報」によると、2003年から、同市ではこのような投資会社が激増、同市人口の3割弱となる約20万人の市民がその種の投資に参加した。預かり期間は最低1年間、金利は20%~30%になるケースもあるという。今回、100億元(約1300億円)以上の資金が投資者に返済不能になったとみられる。

 これらの投資会社は正規の営業許可がある上、現地メディアがこの種の資金集めを積極的に後押ししてきた。当初から現地で流行っていた宣伝文句は、「金があれば投資しよう、不動産を買いたいなら金を借りよう」

 現地情報筋によると、巨額資金の回収不能が判明してから、現地政府はこのような投資会社を野放しにし続けてきたとして、責任追及論が浮上。一部の幹部が投資会社と結託し、市民を食い物にしたとの声も根強い。そして、ここ1年間、被害者となる市民の自殺が多発、離婚する家庭もたくさんあるという。

(翻訳編集・叶子)


 (09/12/20 13:45)  





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