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日本の赤ちゃんは日本語のアクセント、中国の赤ちゃんは中国語のアクセントで泣く?(Clipart.com)

赤ちゃんの泣き声、母国語のアクセント=独研究

 【大紀元日本12月23日】

 赤ちゃんの可愛いくて、悩ましい「オギャー、オギャー」の声は世界共通かと思いきや、実はあの泣き声にはすでに母国語のアクセントがあることが最新の研究でわかった。

 米科学誌『カレント・バイオロジー(Current Biology)』に発表されたこの研究は、独ヴュルツブルク大学(University of Wurzburg)のキャスリーン・ワムカ(Kathleen Wermke)博士が率いる研究チームによるもの。

 研究ではドイツとフランスの赤ちゃん、それぞれ30人、生後3~5日以内の泣き声を録音し分析を行った。フランス(フランス語を話す家庭)の赤ちゃんは、静かに泣き始め、だんだんと泣き声が大きくなり、音も高くなるという「上がり調子」で泣く一方、ドイツ(ドイツ語を話す家庭)の赤ちゃんは反対に、高音で大声で始まり、徐々にトーンが下がっていくという「下がり調子」で泣いていた。

 この泣き声のアクセントの違いは両国の言葉の特徴に一致しているという。例えば、「パパ」という単語は、ドイツ語で発音するときは「PApa」とアクセントが最初に来るが、フランス語では「paPA」とアクセントが後に来る。このようなアクセントの違いは、言語のもっとも基本的なものであり、赤ちゃんがそれを模倣していると研究者達は分析する。

 過去の研究では、胎児が外部の音を記憶し、母親の声や音楽を認識できることはわかっていた。しかし、模倣となると、生まれてから12週間経たないとできないとされていた。今回の研究ではそれをくつがえし、赤ちゃんは生まれてすぐ母国語の特徴を兼ね備えていることがわかった。「泣くことは言語発達のための基礎作りにとって重要であることを、この研究で示した」とワムカ博士が語った。

(翻訳編集・心明)


 (09/12/23 05:00)  





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