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草木染めの色合い(写真=筆者提供)

【草木染めの植物】簡単に楽しめる植物染色法

 【大紀元日本12月16日】

 染色には身近にある花びら、タマネギ、紅茶など様々な生の素材も使えますが、短期間に退色することなく鮮やかな色に染まる植物は限られてきます。乾燥したもの、エキスなどで保存できる素材は市販されていますので、一般的な染色法(浸染)を記してみます。薄い色を重ねて濃い色にすることが秘訣です。

 天然素材による基本的な染め方(浸染)

 ① 素材に5~10倍量の水を加えて煮出し、その後、3分の1ほどに煮詰めて布で濾し、染液にします。2、3回水を替えて煮出した液も合わせて染液とします。これに糸などを浸します。

 ② 10%位の媒染液を作り、染色前あるいは後に浸けて発色させます。媒染剤は色素と結びつき、発色させ、繊維に固着させる補助剤で、主にアルミ、錫、銅、鉄などの金属含有液が使用されます。これによって色の変化を楽しめます。

 ③ 染める対象物としては糸、布、ブラウスなどの既製品に、また、麻、木綿、絹、ウール、紙に使用できますが、それぞれ染まり方が違い、それぞれ趣があります。

 染色法として浸染、引き染めなどと分類、友禅染、絞り染、型染などと分類、糊染、蝋染などと分類されますが、これらを組み合わせるなど各種方法が用いられます。身近なもので染めてお楽しみください。

草木染め作品ブラウス(写真=筆者提供)

さまざまな草木染め作品(写真=筆者提供)

(文・ハナビシソウ) 
 

 (09/12/16 05:00)  





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