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解剖関係者や病理学者もホルマリンのリスク(Tim Boyle/Getty Images)

ホルマリンによる白血病および発がんリスク

 【大紀元日本12月2日】

 米国立癌研究所の研究により葬儀場の従業員は、白血病にかかる率が高いことが明らかになった。この研究は葬儀場従業員400人に対し行われた。

 同研究所ラウラ・フリーマン氏等により学術誌上で発表されたこの研究報告によると、解剖関係者、病理学者、葬儀業者はリンパ系の悪性腫瘍や脳腫瘍にかかる率が特に高く、これらの職種に携わる人々は皆、ホルマリンに接触しているという。

 また、ホルマリンを使用し遺体に防腐処理を施す葬儀場従業員は骨髄性白血病にかかるリスクも高い。

 研究では各種白血病で死亡した専門業者168人と、脳腫瘍で死亡した専門業者48人を含むその他の原因で死亡した葬儀場従業員265人を比較した。結果、遺体防腐作業に従事した期間が長いほど、或いは防腐用ホルマリンに接触する期間が長い人ほど骨髄性白血病で死亡する可能性が高くなることを発見した。

 報告には、ここ数十年、米国では解剖関係者や病理学者及び葬儀場従業員、ホルマリンで処理された遺体或いは生物標本関連の専門業者を含む200万人以上の労働者がホルマリンに接触していると書かれている。研究員は、この研究がこれらの職種の専門業者の死亡率が高いことを人々に知らせる助けになるだろうと話している。

(翻訳編集・坂本)


 (09/12/02 05:00)  





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