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住友化学、中国中化集団を蹴った豪州農薬メーカーと提携

 【大紀元日本1月2日】住友化学株式会社は12月29日、中国からの買収案を拒否したばかりの豪州農薬メーカー、ニュー・ファーム(Nufarm)から、約5・9億米ドルで20%の株を取得した。

 ニュー・ファームは中国の中化集団と昨年9月末に、一株13豪ドルで総額28億豪ドルの株を中化集団に売却するという拘束力のない契約を締結していた。しかし、12月末、中化集団が買収価格を26億豪ドルに変更、交渉当初からニュー・ファームが堅持していた一株13豪ドルを12豪ドルに下げたため、契約破棄に至った。その後、ニュー・ファームは、一株14豪ドルを提示した住友化学と契約を締結した。

 ニュー・ファームが住友化学との業務提携発表後、株価は一時5・1%上昇し、11・10豪ドルに達したが、住友化学の買い入れ価格である14豪ドルよりも低い。協議により住友は、ニュー・ファームの20%の株を持つことになった。将来、ニュー・ファームの持ち株に対し、20%以上の株を持つように交渉するかは何も決定されていないと、住友化学は語っている。

 今回の商談は、住友が農業化学工業領域へ投資するという戦略と符合しており、日本の関係者は、同市場を成長市場と考えているようだ。住友化学は、ニュー・ファームとの共同開発と双方の販売ルートの共有などを含む業務提携を考慮しているという。

(翻訳編集・坂本)


 (10/01/02 08:58)  





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