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英Lomox社が研究中である光る壁紙は、従来の電灯による照明に替わって部屋の照明を担う。(ネット写真)

光る壁紙、従来の照明設備より効率が高い

 【大紀元日本1月14日】

 英Lomox社は電灯の代わりに発光する壁紙の研究を始めている。このような照明方式は省エネルギーで、従来の電灯より照明効果に優れている。同研究は2012年の発売を予定している。

 英Carbon TrustはLomox社に同研究の資金として45・4万英ポンド(約1億円)を提供した。同研究の成功は、一連の超効果の省エネルギー照明設備を生み出すことを促すと見られる。

 「タイムズ」誌の報道によると、Lomox会社の最高経営責任者であるKen Lacey氏は、この壁紙による照明を「太陽の光のような自然な光線」だと言う。

 開発チームによると、光線が眩しくて影を生む従来の電球に比べて、発光壁紙の光線は比較的均一で、3~5ボルトの電池又は太陽エネルギーを使った通電により発光する。光度の明暗の調整はスイッチでコントロールでき、照明の効率は現在市場の省エネルギー電灯より2~3倍高い。

 発光壁紙の秘密はその表面を覆う『有機発光ダイオード』(OLED)にあり、有機的な分子で構成された薄い膜である有機発光ダイオードに電流が流れると発光することが出来る。

 有機発光ダイオードは、数年前既に発表された技術ではあるが、コストの高さと寿命の短さとが問題でその技術の発展に当たって大きい壁となっていた。現在、Lomox社はその二つの難題を全て乗り越え、酸化作用により寿命が短縮されることを防止する一種の化学物質を開発した。

 同社が開発中のOLED技術のコアは、一種の透明な液体の印刷用インクにあり、ガラスや壁紙などの表面にプリントでき、インクジェットプリントに類似する。

 同社は、この新技術をまず電力網で覆われていない地区の街灯や道路標識に適用することを考えているそうだ。

 有機発光ダイオードは光源として使えるほか、テレビや携帯電話、コンピュータのスクリーンにまで幅広く活用できる。日本ソニーは去年、世界初の有機発光ダイオードスクリーンを開発した。硬貨一枚の厚さのスクリーンは、同様な大きさの液晶又はプラズマのスクリーンに比べて、40%も省エネすることができる。

09年4月15日、東京で開かれた展示会で、ソニーが開発した厚さが0.3ミリメートルの有機発光ダイオードスクリーンが展示された。(AFP)

(翻訳編集・柳小明)

 (10/01/14 05:00)  





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