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アップル社が発売予定のタブレット予想図(ネット写真)

2010年にヒットするIT技術 大予想

 【大紀元日本1月11日】

 アメリカの有名なIT系情報サイト「テッククランチ(TechCrunch)」が2010年にヒットする10の技術を予想した。中には新しいものもあれば、すでに種があり、今年大きく実を結ぶと思われるものもある。これらの半分以上はモバイル分野であることが特徴である。

 1.タブレット

 
タブレットの例 富士通「FMV-Lifebook FMV-P8230」(AFP PHOTO/YOSHIKAZU TSUNO)

タブレットはノートパソコンとPDAの中間的なデバイスである。データやアプリ、生活に必要な情報をネットから得るようになり、オンライン機能に集約したタブレットの需要も増えている。今年は、電子ブックやウェブで新聞・雑誌を読むためのeリーダーが搭載され、ネットテレビ機能も備えられると推測される。

 2.位置情報機能

 GPSが搭載された携帯電話やTwitter・Facebookなどは、位置情報機能(GEO)の活用が、人気の高いアプリケーションとなるためにますます重要になる。

 3.リアルタイム検索

 昨年TwitterやFacebookの内容に対してリアルタイム検索が可能となり、GoogleとBingはこれに力を入れている。現状ではまだ十分満足できないものの、2010年には改善が期待される。より高い分析機能の開発により、ただちに情報が提供されると同時に、もっと的確な情報を入手できるようになる。 

 4.Chrome OS

 Chrome OSはGoogle社が開発中のパソコンOSで、インターネットアプリケーションの高速化を図っている。また、タブレットとも相性がよい。

 5.HTML5

 インターネット言語HTMLの次期バージョンとして期待されている。HTML5は動画再生などの高度な機能を多数備えている。すでにFirefoxやChromeはHTML5に対応しているが、今後HTML5の機能を隠し持ったウェブサイトがもっと増える。

 6.モバイルビデオ

 
iPhone 3GS(AFP)

iPhone 3GSを始め、最近の携帯電話はビデオカメラを備えており、ビデオを送受信するアプリケーションが増えてきた。2010年には、3Gはデータ通信面でパワーアップされつつも、4G技術とモバイルビデオもいよいよ本格化し、普及する。

 7.拡張現実(AR)

 携帯のカメラを使う時、現実の画像に、その場所に即した音声などのデータがオーバレイされる技術は拡張現実と呼ばれる。日本のTonchidot社のSekai Cameraはこの技術を使ったアプリケーションであり、パイオニア的な存在である。

 8.モバイル電子取引

 昨今の携帯はパソコン化しており、電子取引も可能となった。2010年には、携帯でのショッピングにおいて、各種対話処理と支払い処理能力が進化すると期待される。

 9.Androidシステム

 
Android搭載のモトローラのDroid(GettyImages)

Google社のAndroidはiPhoneに対抗する携帯電話OSで、Android搭載の携帯は既に20機種以上発売されている。アプリケーションは1万本以上に上り、2010年にはもっと増えるとされる。また、今後Android搭載のデバイスは携帯電話以外の分野にも及ぶ。

 10.ソーシャル顧客管理

 
ソーシャルネットワークFacebook(AFP)

TwitterやFacebookで一般大衆に普及した加入者間交流ネットワークが、2010年には企業にも浸透して行く。たとえば、Salesforce.comが立ち上げる予定のChatterは、TwitterとFacebookから汲み上げた企業データをビジネスツールとして活用するという。

(翻訳編集・心明)


 (10/01/11 05:00)