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5万年前のネアンデルタール人はこんな感じ?(SEBASTIAN WILLNOW/AFP/Getty Images)

5万年前の旧人もお化粧=スペインの洞穴で発見

 【大紀元日本1月18日】

 スペインの南東部の洞穴で、5万年前にこの地域で生息していたネアンデルタール人(旧人)が作った顔料と貝殻の飾りが見つかったと、英ブリストル大学(University of Bristol)の研究者らが、このほど、米科学アカデミー紀要(電子版)(PNAS)で発表した。

 今回発見された貝殻の飾りは、ひもを通すための穴が開いた直径数センチの小さな貝殻や、オレンジ色に着色された長さ約12センチのホタテ貝の貝殻などである。さらに、貝殻に着色された顔料や近くで発見された顔料は天然のものでなく、赤鉄鉱や黄鉄鉱などの粉で人工的にミックスされたものと見られる。

 化粧やアクセサリーはこれまで、現生人類だけにある高い知的能力の証拠とされたが、今回の発見は、ネアンデルタール人が現生人類よりも知的に劣っているとの見方に疑問を投げかけるものとなった。ネアンデルタール人は、人口が増え社会が複雑になるにつれ、現生人類と同じく、他人との違いを表すために飾りを身につけていたものと研究者らが分析する。

(翻訳編集・心明)


 (10/01/18 05:00)  





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