印刷版   

神韻香港公演のチケットを購入した観客や支援する市民らが27日、香港政府本部前で抗議デモを行った(大紀元)

独立系団体の文化出演へ当局の妨害 香港市民が抗議デモ、31日も抗議を予定

 【大紀元日本1月30日】香港で1月27日からの上演が予定されていた海外民間芸術団体「神韻芸術団」(本部・ニューヨーク)の公演が、主要な舞台製作スタッフらのビザ却下により中止に追い込まれた件に対し、すでにチケットを購入した観客や同団体を支援する市民らが27日、香港政府本部の前で抗議デモを行い、曾蔭権・行政長官宛に抗議状を提出した。公演主催側や一部の民間団体を含めて、ファンや支援者が明日31日も更に大きな抗議集会を準備しているという。

 中国の神話と伝説を舞踊や音楽にのせ、伝統文化の復興を趣旨とする同芸術団は、海外の優れた華人アーティストを吸収して2006年にニューヨークで設立された民間団体。北京当局から独立しており、共産党政権によって破壊された中国の伝統文化や自由な精神の価値観を表現することに努めている。07年から世界巡回公演をスタートして以来、北京当局管轄下の地域以外の世界100以上の都市で公演を行い、文化・地域の差を超えた究極の芸術性と内容の深遠さで150万以上の観客を惹きつき、各地での人気が高まっている。

 1月27日から予定されていた香港公演は、北京管轄下の地域での初の公演となり、31日までの7回公演のチケットは1週間で完売するほどの人気を集め、香港内外で注目されるイベントとなっている。しかし、肝心の舞台製作スタッフ6人のビザ却下により、公演は直前になって取り消しを余儀なくされた。北京当局の圧力による香港当局の妨害措置と見られている。香港の一国二制度が問われたことや、チケット賠償問題などで市民から不満の声が高まっている。

 主催者側の香港法輪大法佛学会や協力団体、一部の民間団体を含めて、今週末の31日に抗議集会とデモを予定している。香港当局が北京当局の圧力に屈して公演を妨害した行為を抗議し、公演実現を要求するとのこと。

 主催者団体が出した声明で、今回の集会とデモは香港市民の自由と正当な権利を守り、香港と香港市民の将来に関わる根本的な問題であると指摘している。23条基本法反対の勢いで市民の参加を呼び掛け、香港が更に「赤色」化していく危険を阻止しようと訴えている。

 日本を含めて、世界各地で予定されている同公演の主催団体も、各所在地で香港公演の応援活動を行っている。明日の香港での抗議活動を声援するため、米国首都ワシントンでも同時間に香港の駐米経済貿易代表所前で抗議集会を行う予定。

(報道・大紀元報道チーム)


 (10/01/30 10:45)  





■関連文章
  • 【神韻の足音】⑩「純善純美の世界」(10/01/29)
  • 「神韻公演」香港での妨害 日本公演主催者側が記者会見(10/01/28)
  • 一国二制度の香港で、文化が政治の壁に突き当たる 勝つのは?(10/01/27)
  • 【神韻の足音】⑨「中国公演の予知夢」(10/01/27)
  • 【記者会見】 神韻芸術団・香港公演を妨害する中共政権に抗議(10/01/26)
  • 米映画俳優:神韻公演から希望と救い(10/01/26)
  • 主要団員ビザ却下 「神韻」香港公演、直前取消し(10/01/25)
  • 【神韻の足音】⑧「恒久不変の価値をもつ文化」(10/01/25)
  • ケネディセンターで神韻公演 前民主党大統領候補:「心の洗礼」(10/01/24)
  • 【神韻の足音】⑦ 「理智の扉を開こう」(10/01/23)
  • 神韻に傾倒 バレエ王子「芸術の最高境地」(10/01/22)
  • 神韻公演に感動 新聞記者:「チケット百枚買いたい」 (10/01/21)
  • 【神韻の足音】⑥ 不景気こそみよう(10/01/21)
  • 「不景気の憂鬱も、このショーで払拭された」=神韻公演、米アトランタ市に春の息吹(映像)(10/01/19)
  • 【神韻の足音】⑤ 校長先生:「ぜひ生徒に見せたい」(10/01/19)