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緩やかな運動や気功など大自然と調和する方法が良い(JOYCE NALTCHAYAN/AFP/Getty Images)

大自然と調和のとれた体の免疫力を増す方法

 【大紀元日本1月26日】

 もしも、ある人が感染により死亡したとしたら、細菌が直接作用した部分はほんのわずかで本当の死因は人体の保護システムへの過剰反応によるものではないだろうか? 人体の自己免疫システムは外部からの侵入者に対し常に戦う役目を担っているが、同時に自分自身を攻撃して滅ぼしてしまう原因にもなっている。

 サーズ(SARS)の感染例をあげてみると、人体の免疫システムがサーズ・ウイルスの侵入を受けた時、体内では防御活動が展開され、これに加えて治療のために抗ウイルスの薬物(大部分がリバビリン)を使用したため自己免疫システムの過剰反応を引き起こしたのではなかろうか。コントロールを失った肺内部のマイクロファージは侵入した異物を丸呑みにするだけでなく正常な細胞まで飲み込んでしまいこれにより炎症が発生するといわれている。この時、副腎皮質ホルモンを投入して免疫システムの緊張を緩める方法がある。症状が安定し、免疫グロブリンの抗体治療を行い免疫システムの調整を行う。これは先のサーズへの治療において効果的な方法であった。

 現代の医師や科学者の多くは、ヒトの抵抗力を増加させるための開発や、免疫システムの過度の活性化による人体へダメージを与えない薬物或いは治療方法について積極的に研究を行っている。だが今現在どんな方法を試してみても完璧な医療手段は見つかっていない。また適切でない食事や薬からの栄養補給、更には運動さえも思いのほか逆効果になる恐れがある。

 人類は大自然に対抗する方法を考え続け、それらとの妥協と共存の必然性を軽視してきた。しかし細菌にせよウイルスにせよ、彼らの目的は生存することであり、宿主である人体を滅ぼすことが目的ではない。なぜなら宿主が死ねば彼らは住みかを失うことになるからだ。

 我々はもう一度、大自然の成り立ちを認識し直し、大自然と調和する方法を考えなければならないと思う。例えば緩やかな運動や座禅、瞑想、気功、鍼灸などの方法は、すべて自然の理にかなっており、私たちは、それにより健康を保つもっとも正しい方法を見つけだすことが出来るであろう。

(編集翻訳・市村)


 (10/01/26 05:00)  





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