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手の動きを読み取る家電製品、新時代到来か(AFP)

リモコンいらず 手の動きを読み取る家電新時代

 【大紀元日本1月22日】

 パチンと指を鳴らすだけで、テレビがついてしまう。空中で手を動かすだけでパソコン操作ができてしまう。そんなハリウッド映画のワンシーンを彷彿させるような優雅な生活、それは私たちの夢物語ではなくなりつつある。

 7日~10日にかけて、米ラスベガスで開催された世界最大級の国際家電見本市「2010 International CES」で、マイクロソフト社や日立などが展示した「手の動きを読み取る家電」が人々の注目を集めた。

 この分野のパイオニア的存在であるジェスチャーテック社(GestureTek、本社・トロント)が展示したパソコン・ディスプレイの前で、手首を動かすだけでファイルやグラフを移動したり、両手を広げる動作をするだけで、画面を拡大したりすることができるのだという。

 また、マイクロソフト社が今年中に発売予定の新世代ゲーム機「Project Natal」もプレーヤーの細かな動きをカメラで捉えることで、テニスやスケートボードなど、ジェスチャーを楽しむことができる、任天堂ウィー(Nintendo Wii)のようなセンサーを手に持つことなく、自由に両手が使えることで、もっと多様なスポーツと機能が期待できると専門家は分析する。

 日立が今回展示したのはリモコンいらずの、手の動きだけで操作するテレビ、「2009年度 グッドデザイン・フロンティアデザイン賞」にも選ばれたこのテレビは、ディスプレイの画面に向かって手を振ったり、円を描くように手首を回したりする簡単な操作だけで、テレビの電源ON/OFFや番組のチャンネル操作、ボリュームの調整などができるという。

 パソコンのキーボードからマウスの操作、テレビの本体操作からリモコン操作へ、さらに、携帯やカーナビなどのタッチパネルなどなど、科学技術は目覚しく日増しに進歩している。今回はそれらよりもさらに進化した、道具さえもいらない、人間の身動きを器機類が読み取る新時代に突入だ。一般に普及するのはまだ先の事だが、その足音は確実に聞こえている。

(翻訳編集・心明)


 (10/01/22 05:00)