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人口40万の中国内モンゴル自治区開魯県。県民33人に1人が監視役だという(ネット写真)

県民33人に1人が監視役=中国内モンゴル

 【大紀元日本2月23日】中国内モンゴル自治区通遼市開魯(かいろ)県は、人口約40万人。同地区の住民を監視するために、当局が1万2千人の監視役を配置させていたことが、同県の公安局局長・劉星臣氏の話によって分かった。33人に1人が当局専用の情報提供者として、市民を監視している計算になる。

 内モンゴル開魯県県長補助、公安局長、党委員会書記を務める劉星臣氏は18日、国営通信・新華社の取材を受け、同県の住民1万2千人以上を「当局お墨付きの」情報提供者にし、市民を監視させていると言及。当局への抗議活動などの情報を迅速に入手することができ、素早い対応に当たることを可能にしたとの成果を同局長が誇った。

 北京、上海などの大都市や、チベット・新疆など少数民族が住む地域では、国民を監視するスパイは更に多いと専門家は指摘する。開魯県と同水準で計算しても、スパイは人口の3%も超え、秘密警察時代の旧東ドイツの2・5%よりも高い。

 経済、文化、政治の領域で当局と異なる意見を持つ国民は、すべて監視対象となる。情報を多く提供したスパイには、高額の賞金が支払われる。深センでは、提供される情報の件数によって、最高で月20万元(約260万円)の報奨金が出るケースもあるという。

(翻訳編集・楊J)


 (10/02/23 07:57)  





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