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270年前の青い図案の花瓶(ネット写真)

傘立てが7千万円で落札か=英国

 【大紀元日本2月13日】英国に渡り約半世紀、持ち主に傘立てにされていた花瓶が実は、270年の歴史を持つ貴重な骨董品であることが最近分かった。花瓶は中国清代乾隆(チェンロン)皇帝の時代に製造された青色模様の磁器で、11日にオークションにかけられる予定である。花瓶は50万英ポンド(約7千156万円)という高額な落札額になると関係者は予測している。

 英情報ネット「メール・オンライン」の1月28日の報道によると、この花瓶は英国南西部のドーセット州に住む夫妻が、50年前にプレゼントされたもので、高価な骨董品とは知らずに、傘立てとして客室に置きっぱなしにされた。そのため、花瓶には軽く亀裂が生じており汚れも溜まっているという。

 一方、オークション関係者は、「ナースの母」とも呼ばれている白衣の天使フローレンス・ナイチンゲールの家族がこの花瓶を所有していた時期もあったと示唆した。鑑定によると、花瓶は1740年代に作られたもので、花瓶の底にある「大清乾隆年製」および花瓶に記された「珍品」の文字から判断するとこの花瓶は清代に作られ、乾隆皇帝の皇室用の貴重品であった。

 清代の磁器製造は、乾隆皇帝の統治時代が繁盛のピークに達した時期である。英国の骨董専門家らは、この花瓶は清代著名な陶器監督官・唐英(タン・イン)の製作したもので、彼は、1682年から1756年まで、景徳鎮の皇室用の磁器制作監督を担当し、その製品は『唐窑(タン・ヤウ)』と呼ばれていた、その彼が、この花瓶を監督制作したものだと推測されており、専門家たちは、これは中国歴代磁器の中の貴重な芸術品であると強調した。

(翻訳編集・豊山)


 (10/02/13 05:00)  





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