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太陽からのコロナ質量放出(写真:NASA)

NASA:太陽からコロナを噴射した瞬間

 【大紀元日本2月19日】アメリカ航空宇宙局とジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所が共同で打ち上げたNASAの太陽調査プロジェクトのSTEREO(Solar TErrestrial Relations Observatory、太陽立体化計画)で、先日、2機の宇宙探査機が太陽表面の活発なフレアの撮影に成功した。NASAは1月26日~29日の観測報告によると、フレアの発生に伴い多くのX線、Y線、高エネルギー荷電粒子も発生し、フィルド・ラインに沿ってアーチを描いたという。

 撮影された映像の中に小型のコロナも見ることができる。電子の散乱光であるコロナは時速約160キロメートルで宇宙に向かって噴射する。写真1はコロナの噴射の最初の様子で、写真2はコロナが太陽を離れた様子。一般的に噴射されたコロナが幅の広い球状を呈するが、今回は噴射されたコロナの速度と幅の狭さとの特徴から、非典型コロナ質量放出であるとNASAはいう。

 
噴射されたコロナの様子(写真1、NASA)

噴射されたコロナの様子(写真2、NASA)

実際、コロナの噴射は地球に多くの問題をもたらすと考えられる。荷電粒子は人工衛星を傷つけたり、飛行中の飛行機の通信やレーダーの故障をもたらしたり、民間および商業ベースの電力システムを破壊したりする可能性がある。NASAは太陽と太陽の地球への影響を調べるために、STEREOの宇宙探査を含み、合計17回の太陽観測を行った。

 今月11日、NASAは太陽の変動現象の本質と原因の解明、即ち、太陽の変動のメカニズムと宇宙空間への太陽活動の影響を探るために、最先端の太陽探査機(Solar Dynamics Observatory,SDO)を打ち上げた。

 SDOは0・75秒置きに全面画像で高分解能化し、長期間連続モニターにて毎日地球に対してデータを送り続ける。

(翻訳編集・豊山)


 (10/02/19 05:00)  





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