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愛嬌のあるアザラシの表情(Matt Cardy/Getty Images)

アザラシ、落ち葉のように落ちながら眠る?

 【大紀元日本2月17日】北海道大学は9日に、キタゾウアザラシは潜水中に、落ち葉のように旋回しながら潜降して休むことを明らかにした。研究チームは、これまでに謎になっていたキタゾウアザラシが水中での休息活動をデータロガー(装着型記録計)により追跡調査した結果を発表した。

 同大学北方生物圏フィールド科学センターの助教、三谷曜子氏が率いる研究チームは昨年、数カ月間にわたり特定のアザラシに記録計を装着し、3Dデータロガーによるデータを収集統計した。3Dデータロガーとは、3軸加速度・3軸地磁気・速度・深度・温度を計測することである。アザラシは1年の内、2カ月~8カ月の間に全く上陸せず、水面に連続して滞在するのも数分間しかしないことから、チームは謎である休息活動を徹底的に調査した。

 データによると、キタゾウアザラシは潜水するときに、仰向けで規則的に揺れながら大きく円を描き、落ち葉が落ちるように潜降し、捕食者を避けるために、水深150m以上のところから仰向けになったまま眠り始めるという。

 この研究は昨年から注目を集めているが、チームは同じデータロガーを用いより多くの海洋生物の謎を解明していくと意気込みを見せている。

(翻訳編集・豊山)


 (10/02/17 05:00)  





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