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甘いチョコレート(YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images)

極端な甘さを好む子供は うつに罹る率が高い=米研究

 【大紀元日本3月3日】大部分の子供は甘いものの誘惑に勝てないものだが、他の子と比べ、甘ければ甘いほど喜ぶ子供がいる。このような子供にうつに罹る率が高く、同時にアルコール依存症を悩んでいる家族がいる確率も高い。これは米フィラデルフィアのモネル化学感受器センター(Monell Chemical Senses Center)のジュリー・メンネッラ(Julie Mennella)氏の研究チームによる研究結果から明らかになった。

 メンネッラ氏の研究チームは5歳から12歳の子供300人に5種類の濃度の砂糖水を飲ませ、最も好きな濃さを選ばせ、そして、子供の精神状態と家族の飲酒状況を調査して、その相関関係を分析した。

 その結果、半数近くの子供はアルコール依存症の家族がおり、25%の子供はうつ傾向にある。中に37人の子供はアルコール依存症の家族がいると同時に鬱病にも罹っている。これらの子供たちは極端に強い甘さを好む傾向がある。彼らが選んだ甘い物の糖度は平均24%で、これはコップ一杯の水の中にティースプーン14杯分の砂糖を入れたことに相当する。この糖の濃度は一般の炭酸飲料の2倍である。その他の子供が選んだ甘い物の糖度の平均は18%であった。

 別の研究項目では糖による痛みの軽減効果を実験した。子供たちに糖水或いは水を口の中に含ませたまま、手を冷たい水の中に浸けさせて我慢できる時間の長さを調べた。一般の子供には口の中に糖水を含んでいるときは水を含んでいる時より我慢できる時間36%延長できたが、うつ状態の子供にはこのような状況が見られなかった。

 この研究結果は子供の糖分摂取量を減らす事に役立つだろうと同氏は述べている。

 この研究結果は英医学誌「Addiction」に発表された。

(翻訳編集・坂本)


 (10/03/03 05:00)  





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