共産党大会は10月11日開催か 活動家らには「北京から離れろ」

2012/09/28
更新: 2012/09/28

【大紀元日本9月28日】中国の人権活動家・胡佳氏はこのほど、自身の友人数人が国家安全部(省)警察に10月11日から18日までの間、北京から離れるよう警告された、と英BBC放送に明かした。共産党大会はこの期間中に開催される可能性が大きいと胡氏は見ている。

27日付のBBCの報道によれば、胡氏自身はすでに軟禁状態にあり、前回の党大会、2007年に開かれた第17回党大会の時よりも監視が厳しい。胡氏はいま、外出することも来客に会うこともできないという。

また、インターネットも9月中旬から使用できなくなっており、電話も盗聴されている。「この状況は党大会が終わるまで続くだろう」と胡氏は言う。

胡氏によると、党大会の開催を控え、北京では地方からの陳情者を地元に追い返すなどといった「安全確保措置」も起動している。

(翻訳編集・張凛音)

関連特集: 国際