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玫瑰石の遠い親戚である「水墨石」作品(写真/林松錡)

まるで水墨画そのもの、自然が作った美しい石

 【大紀元日本3月14日】台湾の花東玉石(※)玫瑰(バラ)石コミュニティ博物館に所蔵されている作品(写真)は、水墨画のような色と構図が、まるで実景を細かく描いたかのように美しいものである。自然が作りだしたいろんな「玫瑰石」の中でも、この作品は特に人の目を引くものである。

 作品の全景は、近くにある山は鮮明でありながら遠くの景色は霧がかかったようにぼんやりとしている。遠近のグラデーションがはっきりしており、見ているだけでも気持ちが安らかになることから、「遠山含笑(遠くにある山が微笑む)」と名づけられたそうだ。また、この作品を鑑賞しながら、中国の江南地方の伝統色が強く表現され、戯曲とされている「黄梅調(ファンメイディァウ)」も聞こえてくる気がするのである。

 台湾の花蓮(ファリェン)地区では各種石の産地であり、「雅石玉石」のほかに「玫瑰石」及び「水墨石」が主に産出されている。今回の作品は玫瑰石の遠い親戚である所謂「水墨石」になる。

 ※ 【玉石(イュイ・シー)】

 半透明な宝石の一つで翡翠(ヒスイ)とも呼ばれている。「玉」は中国では美しい石、宝石の総称で、古くから実用品や装飾等の材料として用いられた。また、玉の中でも特に翡翠が珍重されたことから、玉は翡翠の意味としても使われる。台湾の花蓮は山水に恵まれ、玉石の原鉱を持っており、美しい光沢としっとりとした質感が特徴で、玉彫工芸は盛んである。

(翻訳編集・豊山)


 (10/03/14 05:00)  





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