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2010年3月20日、北京。黄砂で覆われた乗用車。中国北西部で発生した黄砂が20日、北京に降りかかった(Feng Li/Getty Images)

中国16省で砂嵐警報 2・7億人に被害 日本・台湾でも影響

 【大紀元日本3月22日】寒気の影響を受け、再び砂嵐が発生した中国では気象台が20日晩、砂嵐イエローシグナルを発令した。専門家によると、今回の黄砂は今年最大の規模。また、同砂嵐の影響で日本列島の広範囲で21日、大規模な黄砂が観測された。

 中国中央気象台によると、19日から始まり、20日晩に収束した砂嵐の発生源は新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区。20日、砂嵐が更に東方向に推移、東沿岸部の上海と南部の湖北省、四川省の一部まで入り、20日午後2時までに北方の大部分の地区と南方の一部地区、合わせて16省2・7億人に影響が及んだ。

 砂嵐は日本と台湾まで及んだ。日本列島の広範囲で21日、大規模な黄砂が観測された。京都新聞によると、京都市でも2キロほどしか先が見通せない近年にない濃さで黄砂が舞い、街全体を黄色く覆った。

 台湾環保署21日朝の発表によると、同日朝、台湾の北部で観察され、同日夜台湾南部に入ると予測した。

 この先3日ほどは中国では新たな寒気の影響を受け、再び新疆から飛来する砂嵐に見舞われる模様。

 また、砂嵐が発生する中国北部の一部の地区では同時に、大雪の天気に見舞われている。東北部の吉林省では、気象台は暴雪イエローシグナルを発令した。

 「北寒南干」。中国では極端な天気が各地で相次いでいる。昨年秋から、西南部の5省は百年に一度の大規模な干ばつに見舞われている。

(翻訳編集・坂本)


 (10/03/22 09:08)  





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