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親から子供へ「愛のメッセージ」を送る(大紀元)

品行方正な子供を育てるには?

作者:李新迪

 【大紀元日本3月9日】親は、自分の子供の将来に思いをはせ、子供に夢や理想を描くものであるが。その理想に近づく第一歩として、品行方正な子供を育むことは大切なことである。責任感や自信を持っている子供は、他の子供と比べて、物事などに適応する能力が優れているものである。そのためには親は、子供に対して幼いころから、「信頼感」を持つ事、「忍耐力」を養う事、「責任感」を持つ事、や「自信」を持つ事、他人に対しては「思いやり」の気持ちを持つことなどを教えてあげるべきである。

 他人に対して「信頼感」を育む

 他人への「信頼感」を育むためには日常生活の中で養われる。例えば、親が子供を抱く時に与える安心感などは、将来、子供にとって他人に対して持つ「信頼感」となって現れる。子供が未だ小さい赤ちゃんの場合、「信頼感」を作り上げる最も良い方法として、まず赤ちゃんの基本的な欲求を満たしてあげることである。例えば、赤ちゃんがお腹を空かせていたら、すぐにミルクを飲ませたてあげたり、お尻をいつも清潔にしてあげることなどであり、つね日頃から親から赤ちゃんへ「愛のメッセージ」を送ることが赤ちゃんから親への「信頼」を得ることになる。

 子供が幼児期の場合、親は彼らに対し常に関心を持ち続け、理解を深めることで良い信頼関係を作り上げることが出来るものである。親は自分の子供の性格を見極め、それに合わせて教育するのも大切なことであり、子供は自分を良く理解してもらえる人に対して「信頼感」を持つことが出来るものである。例えば、静かなことが好きなタイプの子供に、毎日多くの運動をさせたりすることは逆効果である。

 「忍耐力」を育む

  親とは、子供がなにか行動を起こす時、時には鏡のような作用を果たしており、子供が将来どのような人間になるのかは、親がどのような人であるかということが、ひとつの重要な要素となって現れるものである。「忍耐力」を育くむためには、親は子供が物事をする上で何を要求し完成して行きたいのか、子供と良く話し合いその上で「忍耐力」の重要性を認識させるべきである。例えば、積み木がうまく出来なくて癇癪を起こし怒っている子供が積み木を投げ捨てたりする、その様な時、親は子に向かって「積み木を投げても、上手にはならないと思うわよ、それより我慢してお母さんと一緒に最後までやってみようよ、そうしたらきっと次から積み木が上手にできるようになると思う」と、「忍耐力」の重要性を認識させ、子供と一緒に最後まで完成させるのである。

 子供はまだ時間の概念などが無く、遊びが中心の子供にとって、時間の経つ長さや短さのなどを分からせるのは難しい。家の片付けをしている最中、子供が外に遊びに行こうと駄々をこねたら、「後10分待ってちょうだい?」というより「片付けが終わったら一緒に行こうね」といった方が子供には受け入れやすいものである。

 「責任感」を育む

 子供に自分の力でできることをさせて「責任感」を育てる。大人が5分で済むことでも子供に任せたら30分かかっても終わらないかもしれない、だからといって、全部親がやってしまうのは望ましくない。子供に簡単に出来ることからさせて、責任をもって与えられた事柄は最後までやり遂げるようにさせよう。

 「自信」を持たせる

 子供が持つことの出来る「自信」とは、自分の年齢に見合うことを一人でやり遂げることが出来るという事から生じるものである。1歳くらいの子供には、一人でスプーンなどを持って食事をすることなどを覚えさせよう。もう少し大きくなったらひとりで靴を履かせる、そして自分で自分の事を決められる年齢になったら、簡単なことであっても、自分で決断を下せるように指導する。例えば、アイスクリームを買う時は、好みの味を選ばせるなど小さなころから「自分のことは自分で決めて行く」という意識を植え付けるようにする。

 「他人への思いやり」を育む

 子供には相手の気持ちを考えて行動するなどの気配りが出来るように教育する。「他人への思いやり」は良い人間関係を作る上での基本でありエチケットでもある。

 3歳未満の子供に他人の気持ちを考えるようにすることは難しい。そのために、子供に子供自身の経験を通して、自分以外の周りの人の気持ちを感じさせる方法も「他人への思いやり」を育てる有効な手段であろう。例えば、2歳の子供が同じ年齢の子供とけんかをして、相手の頭を叩いたとしてもあまり彼を責めるべきではない。なぜなら、子供は頭を叩かれた痛みを経験しない限り、相手が痛いのだと思わないからだ。この時、親は子供に相手から同じことをされたらどうなるか、子供自身に相手が受けたその痛みを説明して感じさせる必要がある。「もし彼があなたの頭を叩いたらきっと痛いでしょう?」或いは「忘れたの?このまえ○○ちゃんがあなたを叩いた時、痛かったでしょう。」など自らの痛みから他人の痛みを感じさせる方法は子供にとって受け入れやすい。

 また、似たような情況に又出あった場合、親は他人の気持ちを繰り返し子供に伝えることを続けるべきである、そうすることにより、子供は他人の気持ちを理解するこができるようになり、「他人への思いやり」のある良い子になれるのだ。

(翻訳編集・柳小明)


 (10/03/09 05:00)  





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