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小さい時からの読書の習慣は一生役に立つ(AFP)

研究:優等生になるには、良い習慣を身に付けることからスタート

 【大紀元日本4月13日】多くの研究では、資質が優れている優等生は小さい時から家庭での教育および情操教育の基本をしっかり受けていることが多く、子どもの時から『良い生活習慣を身に付ける』こと。これこそが将来様々な問題に出くわした時に解決でき、人生を勝利に導くという、物事のスタート時点から多方面に渡り有利に働くという報告が出ている。

 『良い生活習慣を身に付ける』とは何か、これを判断するにあたって、全世界資質優秀児童協会主席で国立台湾師範大学名誉教授・呉武典(ウー・ウーディエン)氏は、「そのことにより自己が如何に向上できるかどうか、また他人や社会、大自然に対してどの様に対処しまたどれ程貢献できるかどうかがキーポイントである」と語った。

 子供が小さい時から掃除などの家事分担から始まり、責任を持って勤労する態度を学び取り、同時に人との付き合いや物事に対する接し方、態度などの基本的な礼儀や習慣を身に付けさせるべきだと強調した。

 有名な話として、フランクリン・ルーズベルト米第32代大統領は毎晩寝る前にどんなに忙しくても、必ず自分で自分の靴下を洗っていたそうである。大統領は自分のメイドに対して、「私は母に自分の靴下は必ず自分で洗いなさいと教えられたため、それを守り習慣として自分でやらないと気が済まないのです。そして靴下を洗う度に、母親を思い出し感謝するのです」と話した。

 この逸話から分かる様に、親が子どもに対し将来における生活術を教えてあげる他に、良い習慣を身に付けさせることが最も重要なことであると述べた

 

小さい時から適度の労働をさせることは身体を鍛え、精神的にも強くなる(AFP)

では、どのように『良い習慣を身に付ける』を実践し、どのように良い人格を培うのだろうか?呉氏は、家庭教育が人格の揺籠であるとし、子どもに対して勤労を教え、礼儀正しくし、他人を尊重することを教えるのだと語った。また、読書、節約、清潔を保ち良い習慣を身に付けさせるためには、大人が自ら示すことも必要であるという。例えば、交通ルールを守るなどである。一方、習慣を身に付けて実行するためには反省と原則を守ることが肝要であると述べた。

 呉氏はインターネットで読んだ物語を例に次の様に述べた。

 エドワードは中学校に入学した年に、家族とニューハンプシャーの湖の島に旅行した。そこで、エドワードは父親と共に釣りにでかけた。釣りをする地域ではスズキは「スズキの日」にしか釣ってはいけないことになっている。しかし、ちょうどその時に、エドワードは大きなスズキを釣り上げた。父親は時計で時間を確認し、「スズキの日」になるのに後2時間があることから、「魚を湖に戻しなさい」と言った。せっかく大きいスズキが釣れたのにと不満たらたらのエドワードは魚をいやいや戻した。

 20年後、ニューヨークの著名建築士になったエドワードは、建築設計に関わる手抜き工事を頑なに断っている。また、株を勧めてくれる人に対しても丁重に断るという。

 呉氏が言うには、「良い習慣と悪い習慣は紙一重です。既定の習慣に拘らず、中庸の道を辿り、こころの次元を絶えず向上させるべきです。良い習慣を徹底的に実行実践し、その中で学び、いろいろな練磨を受け入れることです」と話し、練習と応用を繰り返していれば、毎日の歯磨きと同じようにごく自然なことになると語った。

 呉氏はさらに、最初は目的があっていやいや習慣づけたのかも知れないが、最終的には自発的になり、習慣になってしまえば良いのだと語った。また、子どもに教育するとき、良い行為に対して褒め、奨励するなどによって、最終的には品格、良い人格を形成することができる。これが最も重要であるという。

 呉氏は、良い習慣を身に付けるだけではなく、悪い習慣を止めさせなければならない。古人の自己反省を見習い、誤りを素直に認めそして正し、良い道を修めるように自分自身を振り返り、向上させることが最も重要であると強調した。

(文・千峰、翻訳編集・豊山)


 (10/04/13 05:00)  





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習慣  優等生  品格  


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