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自分のディスプレイの前のシャノン・マレイさん(Oli Scarff/Getty Images)

車椅子のキャンペーンガールを英デパートが初起用

 【大紀元日本4月14日】ヨーロッパから世界に向けて展開している200年の歴史を持つ英小売業大手の「デベナムズ(Debenhams)デパート」の新しいキャンペーンに車椅子のモデルが誕生し、大いに話題になっている。車椅子に座ったシャノン・マレイ(Shannon Murray)さんの登場は、ロンドンのハイストリート・ファッション界の今までの観念を一気に打ち破ったのだ。

 英国でもモデルは外見的にハンディキャップがなく、若くてスリムなモデルの活躍が中心なのだ。今現在英国では現在数人のハンディキャップを持つタレントたちがテレビに出演しており、トヨタ自動車もハンディキャップのある人でも使えるように様々な工夫が施してある「プリウス」を発売した。ハンティキャップを持つ人の社会生活は昔に比べて、一般の人と大差がなくなって来ている。しかし、ファッション界でそのハンディキャップを打ち破るには非常に難しく厚い壁があった。

 
オクスフォード・ストリートにある「デベナムズ」デパートの前で、マレイさんと大柄なワンサイズ上のモデルのケイト・フルマン(Kate Fullman)さんと小柄プチサイズモデルのテス・マントゴメリ(Tess Montgomery)さん(Oli Scarff/Getty Images)

一方、話題を呼んだマレイさんは幼少の頃からモデルになることを夢見ていたが、14歳の時の事故で半身不随になってしまった。しかし、彼女の夢への情熱は冷めることはなかった。今回、「デベナムズ」ロンドン店にとってひとつの冒険で挑戦でもある新しい第一歩を踏み出せたのも、マレイさんの強い信念と同じハンディキャップを持つモデルたちのファイティング・スピリッツがあったからだと言えよう。

 
「デベナムズ」ロンドン店にあるハンディキャップを持つモデルのディスプレイ(Oli Scarff/Getty Images)

マレイさんが所属するビジブル・モデル・エージェンシー(VisABLE Model Angency)のサイトによると、ハンディキャップを持つモデル・俳優・プレゼンテーターなどを一般のタレントと同じようにテレビ・映画・コマーシャル業界に提供する専門会社の出現は、英国内では最初であるという。同社の創設者ルイス・ダイソンさんは既に別のモデル・エージェンシーで成功を収めており、顧客はBBC・英国航空・フォードUK・マークス&スペンサー・サンライズなど各大手会社が含まれている。

 「デベナムズ」ロンドン店の今回の新しいキャンペーンでは、『より現実的なイメージを反映させよう』と試み、車椅子のモデルの起用だけではなく、ワンサイズ上の大柄なモデルとプチサイズの小柄なモデルの起用も同時に打ち出した。

(翻訳編集・豊山)


 (10/04/14 05:00)  





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車椅子  モデル  小売業  デベナムズ  


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