THE EPOCH TIMES

流行語で読み取る激変の中国(35)

2010年05月12日 05時00分
 【大紀元日本5月11日】前回掲載した「公務員スケッチ」は、公務員の仕事ぶりについて一般市民の視点から描写したものであったが、今回の「再び公務員スケッチ」は、下級公務員の立場から公務員である自分たち自身を描写したものである。

 同じ公務員とはいっても、等級やポストによって千差万別であるが、権力も地位もない一般公務員たちは、権力ピラミッドの最下部にあり、あらゆる圧力を一身に受けながら、組織全体を支えている。これらの自画像の描写文を読めば、彼らの辛さを少しでも感じ取れるであろう。

 《公務員素描》    「公務員スケッチ」

 満腔熱血投身社会, 意気込んで社会に身を投じていたが、

 模爬滾打終日疲憊。 勤労奉仕して毎日疲れ果てている。

 低三下四謀取地位, ペコペコして高い地位を謀り、

 常年奔波天天喝酔。 年がら年中奔走して毎日酔っ払う。

 収入可怜●都嫌貴, 収入が少ないので何を見ても高いと思い、

 交往叩頭処処破費。 交際やら依頼やらいたるところで散財する。

 有用本事已経作廃, 役に立つ本領はすでに使い道が無くなってしまい、

 不学無術擅長開会。 無学無能ながら会を開けば堪能である。

 口是心非陽奉陰違, 口と心が裏腹の表面上は従うように装うが内心は反抗で、

 溜須拍馬尋找機会。 おべっかを使ってよいチャンスを見つけている。

 青春年華如此狼狽, 若い青春はこれほどうろたえてしまい、

 苟且偸生窩嚢一輩。 無為でいい加減に一生を過ごしているのである。

 ●=口に舎、中国の方言で「何」という意。

 注:読者の皆様のご要望に応じて、今回より中国語の原文と日本語訳を左右対照に配列し、文が長い場合は日本語訳を括弧つきで原文の直下に配置します。

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