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「男左女右」から中国の伝統文化を解読

 【大紀元日本5月2日】日常生活の各方面にしみ込んでいる「男左女右」の習わしはどのように形成したのか?言い伝えによると、中華民族始祖の盤古氏(ばんこ)は亡くなった時、彼の体の器官が日月星辰(日、月、星)、四極五岳(四極:東南西北、五岳:中国の道教の聖地である5つの山の総称)、江河湖泊(川、湖)および万物生霊に転化したという。【五運歴年記】の中には、「中華民族の日、月両神は盤古氏の両眼から転化され、日神は左目で、月神は右目である」と載せている。民間で広く伝わる「男左女右」の習わしはここから来たのである。

 「男左女右」の習わしはまた古代人の哲学とも緊密に関係している。伝統文化の中で、宇宙の物事を貫く2つの対立する属性は陰と陽である。自然界の物事は大小、長短、上下、左右などに分けられている。古人は大、長、上、左を陽にし、小、短、下、右を陰とした。陽は強く、陰は弱々しいのである。人の性格として、男子は強く陽に属し、女子は優しく陰に属す。

 実は、「男左女右」は道家の陰陽学説に源を発したのである。日に向かうのが陽で、日に背くのが陰である。後、また気候の寒暖、方位の上下、左右、内外、運動状態の動と静などに発展したのだ。陰と陽は、相互対立する物事を表す一方、一つの物事の内部に存在する正反する2つの属性にも用いることができる。陰陽学説の中で、自然界のいかなる物事にはすべて陽と陰という互いに対立する2つの属性を持ち、また2つの属性は統一している。陰と陽の対立かつ統一して動いているのは、自然界のすべての物事が始まり、発展、変化および終わりの根本的な原因である。

 陰陽学説は、また次のように認識している、「木、火、土、金、水、五行は陰陽の基本的な表れで、互いに依存し、互いに制約している。絶えず動き、変化していく」。この学説は古代の哲学に対して深遠な影響を与えて、天文学、気象学、化学、数学、音楽と医学など、さまざまな分野はすべて陰陽五行学説のもとで発展したものである。

 それゆえ、「男左女右」は伝統文化陰陽の表し方である。

(翻訳編集・李頁)


 (10/05/02 05:00)  





■キーワード
伝統  文化  陰陽  男左女右  


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