豪・NZ、日本に哨戒機を配備 国連による対北朝鮮制裁を支援

2018/09/07
更新: 2018/09/07

[ウェリントン/シドニー 7日 ロイター] – オーストラリアとニュージーランドは7日、北朝鮮に対する国連の制裁を支援するため、日本に海上哨戒機を配備すると発表した。

オーストラリアのパイン防衛産業相は声明で、年初に配備した航空機に加え、AP3Cオライオン哨戒機2機を配備し、海上監視を実施するとした。

ニュージーランドのピーターズ副首相は、北アジアの国際水域のパトロールを実行するためにニュージーランド空軍のP3K2哨戒機を配備すると明かした。

ピーターズ氏は「最近の北朝鮮と米国や韓国との対話を歓迎する。しかし、北朝鮮が国際的な義務を順守するまでは、国連安全保障理事会の制裁決議を全面的に実行することが不可欠である」と述べた。

また哨戒機は日本の嘉手納飛行場に配備されるだろうとした。

一方、パイン氏はオーストラリアの今回の動きは「北朝鮮とその関連ネットワークによる不正取引と制裁逃れの阻止に向けた(同国の)強い姿勢の延長」との見方を示した。

Reuters
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