[バンコク 6日 ロイター] – タイ政府は6日、32億ドル超相当の景気刺激策をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を緩和することが目的。
今年のタイの経済成長率は、輸出や投資の鈍化により、数年ぶりの低水準となる見通し。好調だった観光業も、新型ウイルスの感染拡大で外国人観光客が50%減となるなど、甚大な影響を受けている。
対策には補助金の交付や長期低利貸付など金融支援のほか、税制優遇策が含まれる。
対策の総額は6日時点では明らかになっていないが、ウッタマ財務相によれば、1000億バーツ(約31億7000万ドル)超となる見通し。3月10日の全体閣議での承認を目指すという。
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