[ワシントン 5日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は、米中通商合意が満足のいく内容とならなければトランプ大統領に受け入れる意向はないとしつつも、米政府は引き続き合意形成に向けて注力するとの見解を示した。
国務省が5日公表したシンクレア・ブロードキャスティング・グループとのインタビューによると、ポンペオ長官は「事は順調に運んでいるが、(合意は)適切でなければならない」と語った。
合意内容が万全でなければ、トランプ大統領が背を向けるかとの質問に対しては、ポンペオ長官は「その通りだ」と応じ、物別れに終わった前週の米朝首脳会談に言及。「米国にとって有益でなければならない。有益でなければ、そうなるよう引き続き注力する」と述べた。
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