THE EPOCH TIMES

父が綴った、いとし子たちへの手紙

2010年12月07日 07時00分
 【大紀元日本12月7日】もし、いとしい子供たちへ手紙を書くとしたら、あなたが一番伝えたいことは何ですか?子どもへの愛情、彼らの将来への期待、それとも人生の意義ですか?

 一人の父親が子どもに書いた、とても感動的な手紙をここにご紹介します。

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いとし子たちへ(兄妹への期待)


 いとし子たちよ。父親である私は、生まれてから今まで、きらびやかで優雅に過ごすことはなかったし、あなたたち兄妹が快適で健やかに成長できる環境を与えることができませんでした。しかし、少なくとも、二人を見守り続けた父親と、ずっと宝物のように可愛がってきた母親がそばにいました。

 母親と私は頑張ってきましたが、仕事で失敗したり、生活が落ちぶれたりしたこともありました。それでも、あなたたちにひもじい思いをさせたことはなく、お金を借りて授業料を払ったこともありません。2人が小さいころから、宝物として育ててきました。将来、私たちより光り輝くことを期待しています。

 あなたたちはすでに大人になりましたが、私たちにとってあなた達はずっと子供なのです。二人が自分たちの世界を切り開き、楽しく生きていくことを期待しています。すべてを犠牲にしても、あなたたちに協力しあなたたちの身代わりになっても私たちは構わないのです。

 しかし、いとし子たちよ。お金が生きるための唯一の目的ではありません。価値ある人生こそ意義があります。父と母は、決して金銭であなたたちの将来を評価しません。あなたたちが楽しく幸せで健康でいることをただ望むだけです。

 生・老・病・死、別れと出会いは生命の過程であり、悲しみや苦痛に耐える時のほうが喜びより多いのですが、誰もこれらから逃がれることができません。私たちは生きている間に、いろいろなことを学んでいます。すべてを理解しようとして、限られた時間を憂うつと後悔で浪費するより、闊達に人生の道を歩むことです。

 いとし子たちよ。二人は私たちの宝物です。将来、どんなことに見舞われても落ち着いて、何を決意しても知恵を持って、何に対処しても慈悲の心を持つべきです。あなたたちの父と母は、2人とも自分を「地球村のひとり」と見なしています。あなたたちが将来何をやっても、タカが高い空を飛びながらこの世界を見下ろすように、高いところからすべての事を観察できる事を望んでいます。

 いとし子たちよ。私は53歳の時から修士、博士の課程を学び、母は52歳の時にやっと修士の資格を取りました。私たちが常に勉強する願望を持つことで、あなたたちに模範を示したかったのです。すなわち、一生勉強する態度を保つこと。私たちは正直で、自然に従って生きるべきです。四季が巡るように、天の意思に従って行うのです。生命を悲しいものと見なさず、壁ぎわにある小さい花のように、どのような悪い環境に身を置いても、悠々自適で人を魅了できる花を咲かせるのです。

 父と母の寿命が尽きる時、驚かず、無駄なお金を使わず、結婚式を挙げるかのように明るく私たちを天国に送ってください。私たちは常にあなたたちに付き添い、ずっと見守っています。あなたたちは私たちの永遠の子どもであり、宝物なのです。

 いとし子たちよ。二人の誕生と成長は、私たちに最大の喜びと誇りを与えてくれました。

(翻訳編集・李頁)


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