THE EPOCH TIMES

【党文化の解体】第6章(8)

2011年01月06日 07時54分
 【大紀元日本1月6日】

3.中国共産党は「党話」で中国人の生活を再編
 2)党話に強制的に築かれた政治体制
 (1)党話の核心である共産党


 「共産党」は党話の核心であり、党話系統のその他の部分はすべて「共産党」という核心をめぐって作られたものである。党話の語彙に「党」の元素が入っているかどうかに関わらず、少し推理すればすぐに語彙の背後に隠れる「党」の本体を発見できる。たとえば、「同志」という言葉に「党」の字が現れていないが、「誰の志に『同一する』のですか?」と問いかけたら、「同志」の背後に隠れている中国共産党の黒い影を引っ張り出すことができる。

 「党」の頂上から、「党の教条」と「党の運営」が派生した。「党の教条」は共産党の理論基礎および民衆を騙す表象で、次節に具体的に論じる。「党の運営」は党の統治地位を永遠に保つための運営構造で、組織、方針、政策、運動、人員、紀律と賞罰制度などを含む。それは社会の行動方向を決めて、全面的に国民の思想と行為を統制して、また党文化の環境を作り出して国民の思想をその中に漬け込むものである。

 (2)党話が築いた中国共産党の政治体制

 下記の一覧に列挙した常用語彙を通じて、党話が築いた中国共産党の政治体制を解明できる。

 党の指導者:マルクス・エンゲルス・レーニン・スターリン・毛沢東、4つの「偉大」、改革開放の総括設計師、事業を受け継ぎ、過去を継いで将来を切り開く指導者、最高の地位を有する、×××の絶対的権威は人民群衆から来る

 党の核心的な指導者地位:党の核心、中国共産党は労働者階級の先鋒部隊だ、我々の事業をリードする核心的な力は中国共産党だ、勝利から更なる勝利に邁進する根本的な保証、「プロレタリアの政党は革命と建設事業において指導者としての地位と教導する役割とを有しており、これはプロレタリア階級が自身を解放し全人類の徹底的な解放を実現する根本的な保証であり、共産主義事業を継続的に発展させる根本的な保証だ」

 党の路線:政治路線、思想路線 組織路線、文芸路線、幹部路線、大衆路線、階級路線、農村路線、統一戦線、労働者運動路線

 党の政策:土豪を打ち倒してその田んぼを分ける、協同化、人民公社、多数の大衆と結束して一つまみの敵を打撃する、出身階級唯一論をしない、政治面での頑張りぶりを重要視する、一部の人を先に金儲けをさせる、都市と農村部の格差・労働者と農民の格差を縮小する、殺さないと大衆の怒りを抑えられない、才能を隠して外に現さない、安定を全てにおいて優先させる、不安定要素を芽生え状態で消滅させる、模索しながら前に進む、対外開放、経済特区

 党を建設:社会の気風と幹部の仕事ぶり・生活ぶり、革命の聖地、長征の路線、歴史を振り返ってみる、党の歴史を学ぶ、革命の光栄的な伝統を発揚する、党を整える、思想の点検、党の先進性を保つための運動、組織を整頓する、内部から調べ上げる、再登録、組織を発展させる、組織活動、党の支部を各中隊にまで作る、不敗の地に立てる保証、千年万年経っても変色せず、革命の事業に後継者がいない、赤旗は一体いつまで掲げられるか

 党の身ぶり:苦に耐えて質素な生活を送る、団結・緊張・厳粛・活気よく、大衆と一体になる、民生に関心を持つ、大衆のものを一銭も取らない、幹部を農村に送り込んで働かせる、先頭に立ってみんなを引っ張る、批判と自己批判、党の紀律を整頓する

 党の紀律:絶対に組織に従順する、部下は上司に従順して、党全体は中央に従う、血を流して犠牲にしても恐れない、いつまでも裏切らない、理解できる命令は執行して、理解できない命令も執行する、条件が揃わなくても条件を作ってやり遂げる、党は部隊を指揮する、党委員会がすべてを指導する、集団指導、秘密保守制度

 党の組織構造:秘密裏の仕事、地下の党の機関、少年先鋒隊、共産主義青年団、婦人連合会、労働組合、人事課、幹部課、中共中央対外連絡部、組織部、中央宣伝部、中央軍事委員会、政治委員、政治部主任・副主任・政治工作員・指導員、省委員会、省委員会の書記、市委員会、市委員会の書記、第一書記、第二書記、党組織、党委員会、書記、党委員会の書記、党委員会のメンバー、支部、支部の書記、支部の総書記、支部委員、政治仕事の幹部

 党の組織活動:報告を伝達する、党費・共産主義青年団の団費を払う、組織活動に参加する、少年先鋒隊の活動日、政治学習会、政治生活、思想を検査する、批判と自己批判、みんなの思想を把握する、共産党と青年団に加入できるように努力する、党員候補、候補期間、入党勧誘、勧誘対象、党員候補が本党員になる、党組織に話をされた、党の活動経費、党組織、積極分子、予備党員、組織の試練、予備党員の資格を取り消す、資本家に入党してもらう、「三自愛国教会」の中の党組織

 党内の派閥闘争:改革派と保守派、2つの司令部、資本主義の道を歩く実権派、2つの「すべて」(敵が擁護するすべてを我々は反対し、敵が反対するすべてを我々は擁護する)、共産党の歴史において左右翼機会主義路線との数え切れないほどの闘争

 党の文献:マルクス・レーニン主義の原著、毛沢東思想、単行本の『毛沢東著作』、毛沢東選集、偉大な著作4巻、小さな赤表紙の本、_deng_小平理論、中央政府の公文書、中央弁公庁発行の公文、党の歴史、国際共産主義運動史、中国共産党第×期第×回全体会議の官報、党××大決議、××同志が××会議における講話、江沢民の文選

 共産党と各政党の関係:統一戦闘、統一戦線、民主人士、志と信念が一致する、肝胆相照らして・栄辱をともにする、心から共産党を支持する、ゴム製の印鑑、花瓶(のような政治の飾りもの)、政治民主協議会、「中国共産党の指導の下で各党派が協力し、中国共産党が政権を握って各党派は参政する。各党派は中国共産党の親密なる友党と参政している与党で、反対党あるいは野党ではない」

 中央と地方の関係:党全体が中央に従う、思想・行動・歩調を統一して、党中央の周りに結束する、×××をはじめとする党中央と高度な一致を保つ

 上司と部下の関係:部下は上司に服従する、理解できる命令は執行して、理解できない命令も執行する

 党と軍隊の関係:中隊にまで支部を作る、党は軍隊を指揮すべきで、決して軍隊に左右されてはいけない

 党と大衆の関係:人民、国家の主宰者、労働者・農民・兵士を国の主宰者になってもらう、歴史を創造した動力、革命の大衆の積極性を保つ、労・農・兵・学・商、民生に関心を持つ、苦楽を共にする、大衆路線

 反共産党組織:反革命集団、革命隊列に隠れている時限爆弾、陳独秀の右翼機会主義路線、高岡・饒漱石の反共産党集団、胡風の反共産党集団、彭徳懐の反共産党集団、劉少奇・_deng_小平の反革命集団、林彪の反共産党集団、4人組、裏切り者集団

 宣伝の常用語:内部参考用情報、新華社通信原稿、中国共産党中央の機関紙、改革開放の新しい情勢、宣伝における紀律、党の精神、今度の大会は団結の大会で、思想が統一された大会で、勝利の大会である

 上記の一覧の内容を知らない中国人はいないと思う。中国共産党の最高権力者に対する呼び方、その独裁地位、運営体制、統治手段など、すべて党話を用いて規制された。中国人は職場、教室、政治学習会の中で、四六時中中国共産党の党話、つまり中国共産党党首に対するお世辞、中国共産党の独裁に対する黙認、党の紀律と定期的な活動に対する服従、党の路線・政策に対する追随などを繰り返さならばならない。中国共産党の政治的な言葉は人々の生活の一部分になった。

 一部の党話の言葉は、一見して党文化の色を染めていないようだが、中国の古代と他の国の言葉に比べれば、あるいはそれら言葉の背後の要素を分析すれば、これらの言葉は完全に中国共産党によって作られ、中国共産党に明確な意図を注入され、いかなる正常な社会の言葉とも断然に異なる事実が分かるだろう。

 
下の文字:中国共産党のマジックショー  帽子に書かれた文字:中国特色を帯びる社会主義、財産私有制度を消滅、調和のとれた社会、社会主義の初級段階、マルクス主義、毛沢東思想、_deng_小平理論、江沢民代表、共産主義(イラスト・大紀元)

(続く)

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