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気をつけよう! 便利なスプレーが喘息(ぜんそく)の原因に

 【大紀元日本6月1日】私たちの身の回りには、多くのスプレー商品がある。窓ガラス用のスプレーに始まり、台所用、風呂場用、清掃用…ゴキブリ退治から家具の艶出しまで、ありとあらゆる用途のスプレーが店で売られている。

 それらのスプレー商品の使用により成人が喘息にかかりやすくなるとの研究結果が欧州で発表された。

 欧州10カ国22カ所から集められた3500人以上を対象に、9年間の追跡調査が行われた。その結果、普段清掃スプレーを使っている人は、そうでない人より喘息にかかる確率が40パーセントも高かったという。喘息にかかる確率は、掃除の頻度や使用するスプレーの種類の数に比例して上がっていくことも分かった。

 これまでにも、清掃業従事者の喘息率の高さとスプレー洗剤などの関連性は指摘されていたが、同調査で、家庭用に使われるスプレーにも同様のリスクがあることが分かった。

 スペイン・バルセロナ環境疫学研究センターのジャン・ポール・ゾック博士は「家庭用洗浄スプレーや消臭スプレーの頻繁な使用は、成人の喘息の主要な危険要因だ」と指摘。成人喘息患者7人のうち1人が、洗剤スプレーの使用により喘息になっている可能性があるとう。

 2007年の学術誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine」に掲載された。

 (編集・春馨)


 (11/06/01 07:00)  





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