印刷版   

三十三間堂 (Hyougushi/Creative Commons)

【ぶらり散歩道】--京都篇-- 蓮華王院三十三間堂

 【大紀元日本9月1日】JR京都駅前で2時間の空き時間ができたら、三十三間堂に行かれることをお勧めする。駅前のバスターミナルから市バスに乗って約15分、京都国立博物館前で下車すると、真ん前が三十三間堂である。交通量の多い七条通を横切るのは時間がかかり、忍耐が必要である。

 三十三間堂は長寛2年(1164)に、後白河上皇の御所であった法住寺殿の一角に平清盛が造営したもので、正式には蓮華王院(国宝)と言い、内陣の柱間が三十三あることから三十三間堂と言われている。境内南にある太閤塀と呼ばれている築地塀と南大門は、豊臣秀吉ゆかりの桃山期の重文建造物でもある。毎年1月中旬に行なわれる楊枝のお加持の当日、終日行なわれる通し矢はあまりにも有名である。

 中央の中尊(国宝)を中心に左右に各500体(重文)、計1001体がご本尊だが、まさに圧巻、荘厳である。中尊は湛慶(運慶の長男)が82歳のときの造像で、建長6年の作とされている。堂内両端の雲座に乗った風神と雷神像(ともに国宝)は、力強く、躍動感に溢れていて、いまにも風が吹き、雷が鳴り響くような気配がする、まさに風神、雷神像の傑作である。また、中尊の四方と観音像の前に並ぶ観音二十八部衆像(国宝)はそれぞれに喜怒哀楽の顔を持ち、いつまで見ていても見飽きない凄さがある仏像である。

 七条通をはさんで向井側には、京都国立博物館がある。余力のある方にはお勧めしたい。

 蓮華王院三十三間堂 京都市東山区三十三間堂廻町657 

 電話:075-525-0033 開門時間:8:00~17:00(年中無休)

(江間十四子)


 (11/09/01 07:00)  





■キーワード
ぶらり散歩道  京都  蓮華王院三十三間堂  


■関連文章
  • 【ぶらり散歩道】--熊本篇-- アクアドームくまもと(11/08/29)
  • 【ぶらり散歩道】 --富山篇-- 漫画家・藤子不二雄Ⓐさんの生家(11/08/26)
  • 【ぶらり散歩道】--山形篇-- 斉藤茂吉記念館(11/08/25)
  • 【ぶらり散歩道】--山形篇-- 大宝館(たいほうかん)(11/08/18)
  • 【ぶらり散歩道】--山形篇-- 旧西田川郡役所(11/08/11)
  • 【ぶらり散歩道】 --富山篇-- 北アルプス・立山(11/08/09)
  • 【ぶらり散歩道】--愛知篇-- 文化のみち 二葉館(旧川上貞奴邸)(11/08/04)
  • 【ぶらり散歩道】--富山篇-- 海王丸パーク(2) (11/08/03)
  • 【ぶらり散歩道】--山梨篇-- 昇仙峡影絵の森美術館(11/07/28)
  • 【ぶらり散歩道】 --富山篇-- 海王丸パーク(11/07/25)
  • 【ぶらり散歩道】--熊本篇-- 山鹿市の古代ハス園(11/07/24)
  • 【ぶらり散歩道】--茨城篇-- 田舎のおもてなし 岩倉鉱泉(11/07/21)
  • 京都 日本文化と復興力の源泉(11/07/16)
  • 【ぶらり散歩道】--北海道篇-- 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館(11/07/14)
  • 【ぶらり散歩道】 --石川篇-- 千里浜(11/06/29)