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どうしたら食べ過ぎを止められる?

 【大紀元日本9月8日】もうすぐ食欲の秋。おいしいものが盛りだくさんなのはいいけど、体重増加は避けたいもの。そもそも、なぜ人は食べすぎてしまうのだろうか。マーケティングの専門家によると、人は大きさとブランドに惑わされて食べすぎになる傾向があるという。

 米コーネル大学のマーケティング専門家、ブライアン・ワンシック(Brian Wansink)教授は学生たちに、前回食べすぎたのはいつか、またなぜ食べ過ぎたのかという質問をした。すると、「その日は忙しかった」「落ち込んでいたから」という理由のほかに、ほとんどは空腹で食べ物が美味しそうだったからと答えた。

 そこで、ワンシック教授はある実験をした。そんなにお腹がすいていない時に、おいしくない食べ物を与えられた人はどう反応するだろうか?彼は、20分前に夕食を済ませた人たちに、ポップコーンを1パックずつ渡した。ポップコーンは5日前に作られたもので、味はよくない。すると、大きなパッケージのポップコーンを与えられた人は、小さい方を与えられた人より34%も多く食べてしまったという。空腹感と食べ物の味は、食べすぎと関係しないということが分かったのだ。

 ある日、ワンシック教授はクラスの学生たちに次のような警告をした。「もし僕が君たちに大皿の食事をあげたら、小さい皿で食べた時よりもたくさん食べてしまうだろう」。教授の予想通り、後日開かれたスポーツ・バーでのパーティーで、大皿に盛られたスナック菓子を食べた学生は、小さい皿の方を食べた学生より53%も多く食べていることが分かった。教授の警告は、全く学生たちの耳に届いていなかったかのである。

 もうひとつ、食べ過ぎ傾向の人が陥りやすい罠がある。それは、ブランドに弱いということ。ワンシック教授によれば、あるレストランが「イタリアン・パスタ」という平凡な名前のメニューを、「Succulent Tuscany Pasta」(肉汁たっぷりトスカーナ地方のパスタ)と名づけたとたん、27%も売り上げが上がったという。顧客のレストランの評価は上がり、シェフはより自信を持つようになった。ブランドのイメージが人の心理に作用する力は絶大だ。

 食べ過ぎ防止の方法として、ワンシック教授が薦めるのは、何でも小皿に分けて食事をすること。保存できるものなら、小分けにしてパックにするとよい。ワンシック教授によると、70%の人は、小分けにした方がお菓子を食べすぎないという。そして、ブランドに弱い人は視覚をだますために、アイスクリームの箱を肉屋の包み紙で隠すことを薦めている。

 
(翻訳編集・郭丹丹)


 (11/09/08 07:00)  





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食べすぎ  食欲  体重増加  


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