米国務長官、東南アジア歴訪切り上げ帰国 同行記者がコロナ感染

2021/12/16
更新: 2021/12/16

[クアラルンプール 15日 ロイター] – 東南アジアを歴訪中の米国のブリンケン国務長官は15日、随行記者1人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを受け、日程を切り上げ帰国の途に付いた。ブリンケン氏自身は15日の検査で陰性を示している。

米国務省の8日の発表によると、ブリンケン長官は10─12日に英リバプールで開催された主要7カ国(G7)会合に出席した後、13─16日にインドネシア、マレーシア、タイを訪問する予定だった。

ただ国務省報道官によると、ブリンケン長官は16日に訪問する予定だったタイの当局者に対し、「用心のため」ワシントンに戻ると伝えた。

記者が新型コロナ検査で陽性を示したのはマレーシアの首都クアラルンプール。ブリンケン氏のほか、他の政府高官は15日にクアラルンプールで受けた検査でいずれも陰性を示した。

マレーシア外務省によると、陽性を示した記者は直ちに隔離され、ブリンケン長官がクアラルンプールで行ったイベントには参加していない。

Reuters
関連特集: 国際