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【医学古今】 便秘に効く鍼灸治療

2011年10月19日 07時00分

 【大紀元日本10月19日】長期にわたり便秘に悩まされている人は少なくありません。現在使われている便秘薬は、市販の漢方薬を含めて寒性のもの(熱を抑える作用がある)が多く、使用し続ければ、体を冷やし、胃腸機能がますます弱くなる可能性があります。また、便秘薬は一時的に便を通すだけで、根本的な解決方法ではありません。便秘体質を改善するには、鍼灸治療がお勧めです。

 鍼灸治療の場合、体質によって使うツボが違います。長期に下剤を使用し、体が冷えて胃腸機能が弱くなっている人の場合、神闕(しんけつ)、大敦(だいとん)、照海(しょうかい)などのツボにお灸をすれば、割合良い効果が得られます。

 神闕とは、つまり臍(へそ)です。臍の中に塩を入れてその上に豆粒ぐらいのもぐさを載せ、周りが温かくなるまで繰り返しお灸をします。1日1回か、1日おきでも良いでしょう。

 大敦は足の第一趾の外側で、爪甲角から約3ミリ離れたところにあります。ここに点灸用の米粒ぐらいのもぐさを3回お灸します。症状が完全に改善されるまで毎日1回か、1日おきに1回お灸したほうが良いでしょう。

 照海は内側のくるぶしの直下2センチのあたりを押さえて窪みがあるところです。ここに与える治療法は、大敦のツボで施す治療法と同じです。

 治療効果は、早ければ1回か2回の治療で現れますが、体質改善のために、便通が改善してからも暫く治療を続けたほうがいいでしょう。
 

(漢方医師・甄 立学)

 

 

 

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