THE EPOCH TIMES

高圧ケーブル工事で土地強制収用 抗議村民が拘束される=広東省

2011年10月10日 08時23分
 【大紀元日本10月10日】広東省従化市水南村で土地賠償問題をめぐり、2日午後、村民100人と200人の機動隊が衝突した。70歳を過ぎた老人や身体障害者など複数の村民が負傷。12人が連行され、そのうちの6人が拘留されている。

 抗議の発端は、南方電網公司が計画した水南村を横断する高圧ケーブル工事。工事が実行されれば、同村の多くの畑を耕すことができなくなるため、南方電網は村民に対して、国の規定通りの賠償金を支払うことになっている。しかし、支払いが実行されなかったため、9月中旬、村民代表が従化市当局に陳情。市当局は10月20日前までに賠償問題を解決し、その後、工事を行うと回答した。

 しかし、2日午後3時頃、機動隊と政府関係者約500人が、警告なく水南村に入り、現場を警戒線テープで囲い工事を始めようとした。駆けつけた村民らは工事を止めようとしたが、機動隊に暴行され、電気警棒で殴られた上、数人が連行された。地元の目撃者によると、衝突は当日の夜6時ごろまで続いた。

 水南村の3000人余りの村民のほとんどが農業を営んでおり、畑が工事現場となった現在、生活の糧を失い途方にくれている。村民らは関係部門に訴え続ける意向だ。一方、拘留された6人の家族は、8日まで拘置所に留められるという通知を派出所から受けたという。

(記者・李楽、翻訳編集・余靜)

 
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