NZ銃乱射で数千人が追悼、29日に国家行事へ

2019/03/25
更新: 2019/03/25

[クライストチャーチ 24日 ロイター] – ニュージーランドの複数の都市で24日、人種差別主義に抗議するとともに、クライストチャーチで発生したモスク2カ所での銃乱射事件によるイスラム教徒犠牲者50人を追悼するため、数千人が集った。

犯行現場の1カ所となり40人以上が死亡したモスク近くの公園では、約1万5000人が追悼イベントに訪れた。

多くの非イスラム教徒の女性は、クライストチャーチのイスラム教コミュニティーの人々らが作ったスカーフを被り、イスラム教信仰を応援する姿勢を表した。

アーダーン首相はこの日、29日に国として追悼行事を行うと表明。「この行事はニュージーランド人は情け深く、他者を受け入れ、多様性を持っていること、またその価値観を擁護する人々であることをあらためて示す好機となる」との声明を発表した。

Reuters
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