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モデルさんが逆に写真を撮っている?ロンドン・アート・フェアで

【英国通信】 ロボットによる肖像画

 【大紀元日本1月25日】ロンドンのビジネス・デザイン・センターで行われたロンドン・アート・フェアで、面白いスタンドをみつけた。

 なんと、ロボットが絵を描いている。ペンの持ち上げ方や影のつけかたなどが、やたらに様になっていて、思わず引きつけられてしまった。

 誰でもモデルになれる。通常、モデルはじっとして動いてはいけないのに、逆にこのモデルさん、自分のカメラを持ち出して、ロボット君の撮影を始めた。なんとも不思議な光景だ。

 制作者(共同研究者)のパトリック・トレセット(Parick Tresset)さんは、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで博士課程を履修中。課題は、『コンピュータ・サイエンス:顔のスケッチ、多学科におよぶ研究』(Face Sketching, a Multidisciplinary investigation)。20年前にフランスでコンピュータ・サイエンスを学んだ後、ロンドンで画家となり、ここ15年、ロンドンとパリで個展を開いてきたという。

 2003年くらいからコンピュータに再び関心を寄せるようになり、2004年から同校の教授、フレデリック・フォル・レイマリー(Frederic Fol Leymarie)さんと共に、Aikonプロジェクトを手がけるようになった。

 ちなみに、ロボットの名前はポール。

 被写体が動いても、写真を撮られても、ただひたすらペンを運ぶポール君。実は、最初に写真を一枚だけ撮って、その写真に基づいて、ポール君が輪郭などを強調しているだけということだった。右側の機会部分は、単なる飾り。いかにも、被写体を観察しているかのように、動いてくれる。一枚仕上げるのに20−30分かかるという。

 パトリックさんは、日本のロボットの一つの技能になるといいなと語ってくれた。パーティーなどでロボットが一人一人のお客さんのスケッチをしたら、とても盛り上がりそうだ。

Aikon プロジェクトの映像はこちら
http://aikon-gold.com/

 
ポール君の作品。なかなかの腕前だ

(縁)


 (12/01/25 07:00)  





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英国通信  ロボット  Aikon  


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