THE EPOCH TIMES

春を待つ

2012年01月30日 07時00分
 【大紀元日本1月30日】「土筆(つくし)誰の子、スギナの子」、「土筆が先か、スギナが先か」と問答でも遊ばれる土筆。土筆は胞子が飛び散って繁殖すると考えれば親となり、伸びた地下の根から新芽が出て来るとすればスギナが親になるのでしょうか。

 伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、その形状が「筆」に似ていることから「土筆」といわれます。

 ある日、畑の草取りをしていました。鍬で地下20センチくらいまで掘り、スギナの根を辿っていきますと、はや土筆の子があちこち芽を出しているではありませんか。

 これからが厳寒の頃ですが、すでに準備を整え、3月の暖かい春まで地下で待っているのですね。春になって地上に頭を出せば、土筆は卵とじ、砂糖漬けで皆の口を楽しませてくれます。荒れた土地、酸性に傾いた土壌を好む土筆ですが、根が深く縦横に伸びるので退治するのはけっこう大変です。

 
幼い土筆の群生

地下の土筆とスギナ

(文と写真・吉備)


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