THE EPOCH TIMES

「良心的な揚げパン兄さん」が話題に=中国河北省

2012年05月25日 09時07分
【大紀元日本5月25日】「地溝油」(リサイクル食油)「ホルムアルデヒド残留白菜」「メラミン入り毒粉ミルク」など、後を絶たない中国の食の安全問題。そんな中で、「良心的な揚げパン兄さん」が話題になっている。

油条と呼ばれる中華風揚げパンを作っているのは河北省保定市の劉洪安さん(32)。劉さんの店内に「安全な油を使います」「使い古しの油を使いません」との宣言を掲げ、油の鮮度を検査する器具まで用意してあることから、瞬く間に有名になった。値段は他店より1元(約12円)高いが、毎日店の前に長蛇の列ができている。中央テレビ局(CCTV)の取材を受けるほどの人気者だ。

揚げ油は繰り返して使用されると、人体に有害な物質が生じるが、ほとんどの揚げパンの店は使い古した油で揚げている。これを知ってから、劉さんは今年から「一級大豆油だけを使い、毎日油を取り替える」ことにしたという。

毎日2キロ余りのサラダ油を廃棄する劉氏は、「安心して食べていただければ」と話している。

インターネットからは賞賛の声が上がっている。「良心的な商売であれば、損しないばかりか、逆に儲かるのだ。揚げパン兄さんがいい例だ」「人々が揚げパン兄さんと同じことをしていれば、『調和』の社会はすぐに実現されるかも」などの書き込みが寄せられている。

(翻訳編集・余靜)
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