THE EPOCH TIMES

【医学古今】 則天武后 美容の秘法

2012年06月27日 07時00分

【大紀元日本6月27日】資料によれば、則天武后は年老いても皮膚の艶や弾力性が良好だったといいます。その理由として考えられるのが、ある秘法の漢方薬です。後に、その処方は『新修本草』という生薬の経典に収録されました。興味がある方は、少し面倒ですが試されると良いでしょう。

 作り方は、乾燥したヤクモソウ(益母草)の全草50グラムを粉末にし、適量の小麦粉と水を加えてパン生地ぐらいの硬さに練り、鶏卵ぐらいに丸めた薬の団子を自然乾燥します。黄土の泥で七輪のような炉を造り、炉の中を上、中、下の三層に分けて、上層と下層に炭火を入れ、中間層の周囲に小さな穴を開け、乾燥した団子を入れます。まず強火で30分ほど焼き、その後、とろ火で24時間ほど焼きます。最後に団子の表面がきめ細かく真っ白になったら、出来上がりです。もし黒っぽい黄色になってしまったら、薬効が失われているので使い物にはなりません。冷却後、団子を取り出して乳鉢で擂り、粉末になったら磁器の瓶に入れ、密封して保存します。

 この微粉末300グラムとタルク(滑石)の粉末30グラム、胭脂(新鮮な紅花を搗いて作った化粧用膏剤)3グラムを混合して、洗顔料とします。必要なら、以上の粉末に玉石粉と鹿茸(ろくじょう)の粉を少し混ぜればより効果的です。この処方は、皮膚の艶を改善し、シミや皺を減少し、美白にする効果があるといわれています。
 

(漢方医師・甄 立学)

 

 

 

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