THE EPOCH TIMES

薄氏らが全人代代表辞職、司法審理がいよいよ始まるか

2012年06月29日 10時54分
薄煕来氏(左)と王立軍氏(右)(資料写真)

【大紀元日本6月29日】 今年失脚した重慶市元トップ薄煕来氏と元副市長の王立軍氏は全国人民代表大会(全人代、国会に当たる)の代表を辞職したことが明らかになった。これを受け、司法審理がいよいよ始まると中国問題専門家は指摘する。米VOAが伝えた。

 重慶市地元紙は26日、同市人民代表大会常務委員会会議は「個別の全人代代表の辞職届を受理した」と報じた。「個別の代表」は王立軍氏と薄煕来氏を指していると伝えられている。

 香港の「大公網」によると、王立軍氏は辞職の理由について「一身上の都合」としている。辞職届は6月23日付で、通用の簡体字ではなく、伝統の繁体字で書かれたという。

 また、米VOAは重慶市の情報筋の話として、薄煕来氏も全人代代表の辞職届を出したと報じた。2人の辞職は今後、上級機関の全人代などに報告・審議され、最終的に許可される見通しだという。

 これで司法審理を開始する環境が整ったと中国問題専門家は指摘した。

 王立軍氏は今年2月6日、米総領事館への駆け込み事件を起こし、薄氏の妻がイギリス人男性毒殺事件に関与した証拠、薄氏の政変計画などの資料を米側に提出したとみられている。薄氏はその後まもなく、党紀違反の容疑で身柄を拘束され、取調べを受けている。

 2人への処分は今秋に予定される第18回党大会前に公表される見込みとなっている。

 (翻訳編集・叶子)
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