THE EPOCH TIMES

中国崑崙山の仙人 編集後記

2012年07月02日 07時00分
【大紀元日本7月2日】「中国崑崙山の仙人」を愛読してくださった読者の皆さん、ありがとうございました。

 去年の秋から連載が始まった「中国崑崙山の仙人」は、主人公の平先生が案内人となり、私たちを未知の世界へと導いてくれました。作者と平先生の出会いから始まったこの物語は、多忙で物質的な現代社会の生活から離れ、清新な気を感じさせてくれる作品だと思います。

 「中国崑崙山の仙人」は、神話のような不思議な出来事を見せてくれましたが、言葉はとても素朴で、まるで身の回りで起きた出来事を語っているようです。この物語は天地を敬い、自然の道を重んじる、中国の伝統文化の思想の一面を反映していると言えるでしょう。中国の伝統文化は神伝文化とも言われ、心の修行を重ね、宇宙と自然の道を悟り、自然の特性により近い本来の自分を取り戻す修煉の文化がその真髄にあるのです。残念ながら、中国伝統文化の真髄となるこれらのものは今の中国では厳しく批判され、内面の修行を重んじる伝統文化の根を失った中国が、社会的な道徳の低落を見せているのも現実です。

 「中国崑崙山の仙人」は最初、中国大陸のあるウェブサイトのBBSに掲載されました。掲載されてまもなく、アクセス数が驚くほど伸び始め、大勢の読者から好評を得ましたが、その勢いに恐れを感じた当局により、最後まで掲載することができなかったのです。大紀元で「中国崑崙山の仙人」の全文が掲載されると(後編は大紀元の著作権で掲載しています)、また中国からもたくさんの読者たちのご愛読をいただきました。

 作者の奇人甲の「世外仙人」シリーズは、大きく分けて3部に分かれています。第1部は「中国崑崙山の仙人」で、作者と平先生の出会いから、一緒に経験した色々な不思議な物語が書かれています。第2部は「亘古世界」(別名:「子蘇の奇縁」)です。「亘古世界」の物語に平先生は登場しませんが、遥か昔の「亘古世界」で起きた物語は、「中国崑崙山の仙人」よりも不思議で、人には知られていないことがたくさん記録されています。第3部は「玄界」です。「玄界」では、作者と平先生が黒魚妖怪を取り除いた後のことが書かれています。「玄界」はまだ公表されていませんが、近いうちに、読者にお読みいただけると思います。この3部はお互いに連係しているので、順番で読むことをお勧めします。

 平先生は「凡人は好んで奇異なものを探し求めるが、その背後に隠されている玄妙さはいつも見過ごしている。しかし、修行者は表象からその背後にある玄妙さを見抜くことができる」と言いました。この物語が、不思議で新奇でありながら、とても深い道理を教えることができれば幸いです。

(「亘古世界」をお楽しみに)

 (柳小明)


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