THE EPOCH TIMES

「尖閣上陸は害国」の執筆者、批判され謝罪=中国

2012年09月05日 11時00分
【大紀元日本9月5日】「香港活動家らの保釣(尖閣を守る)活動は国を害する行為だ」と過熱した反日運動を批判した日中新聞社の韓暁清社長は3日、自身の発言について謝罪のコメントを発表した。

 韓社長は8月28日に共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報への寄稿記事で「保釣」(尖閣を守る)活動は緩和された日中関係を再び緊張させる有害な行為で、馬鹿げた行動だと批判した。

 さらに、日本からのODA(政府開発援助)があるから、中国がここまで発展できたと述べ、今は尖閣を奪還する時期ではないとし、「中国を取り巻く国際環境が厳しいため、生き残るためには日本との安定した関係が不可欠だ。中国には日本の投資、技術、市場が必要だ」と日中関係の大事さを力説した。最後に「中国の経済を発展させることは真の愛国者が取り組むべきことだ。保釣活動は国を害する行為だ」と締めくくった。

 同記事は掲載後、中国国民から批判の嵐が起こった。韓社長は「裏切り者」、「切腹に値する発言だ」と批判された。

 国民からの厳しい言葉に韓社長は環球網に謝罪のコメントを寄せ、「不適切な表現や過激な観点があった。保釣活動が国を害する行動だという考え方は間違いだった」と認め、活動家に深く陳謝すると謝罪した。

 また、自身について「まだ中国国籍で、正真正銘の愛国者だ」と説明し、「これまで日本でのテレビ討論番組に出演し、日本の反中学者や政治家と戦ってきた。尖閣諸島が中国の領土だと宣伝している」と改めて強調した。

 韓社長はテレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」に出演したことがある。

(翻訳編集・高遠)


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