THE EPOCH TIMES

朱鎔基前首相、清華大の会合に登場 改革派を後押し

2012年11月01日 12時45分
2004年12月、北京で開かれた欧州中小企業賞の授賞式に出席する朱鎔基前首相(Getty Images)

【大紀元日本11月1日】朱鎔基前首相が24日、母校である清華大学の会合に出席した。改革派の代表格である朱氏が、共産党大会を目前に控えたこのタイミングで姿を見せるのは、次期指導部の改革派勢力を後押ししていると見られている。

 国内メディア各社の報道によると、朱氏は24日、北京の釣魚台迎賓館で開かれた同大経済管理学院の顧問委員会に出席した。氏は同学院の初代院長で、顧問委員会の名誉会長でもある。今回の党大会で最高指導部・政治局常務委員会入りが有力視されている王岐山副首相や劉延東国務委員、馬凱国務院秘書長などの指導部メンバーも同席した。

 米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は専門家の話として、朱氏の登場が党内の改革派に歓迎され、改革派への助勢になると分析した。

 昨年9月、著書『朱鎔基談話実録』が出版された際、朱氏は「経済改革を攻撃・否定している大きな力がある」とし、多くの幹部は特殊利益の集団を為し、改革から離れるばかりか、改革と逆方向に進もうとしていると憂慮した(香港紙・鏡報)。「これは次期指導者らが直面する重大な挑戦だ」と指摘していた。

 朱氏が警戒した保守派勢力の最有力政治家は重慶市元トップの薄煕来氏だった。薄氏の失脚と共に、それに連なる江沢民一派を抑え込む胡・温・習の優勢はここに来て明白になっている。

(翻訳編集・張凛音)


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