米カリフォルニア州、一部地域で飲食店など営業再開へ

2020/05/13
更新: 2020/05/13

[サクラメント(米カリフォルニア州) 12日 ロイター] – 米カリフォルニア州のニューソム知事(民主党)は12日、州内の一部地域で飲食店や商業施設の営業再開を許可すると発表した。事業所も一定の条件付きで再開可能となる。

ネイルサロンや入れ墨店、ジムなどは再開を認められない。

同知事は新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた外出規制の早期解除に慎重姿勢を示しており、共和党の支持が高い地域ではその方針に対する批判が強い。同州の理髪店営業制限を巡る裁判も起きている。

営業再開にあたっては、地方自治体に厳格なガイドラインの順守を求める。また、ロサンゼルスやサンフランシスコのベイエリアなど人口密度の高い地域は規制緩和の対象外となる。

飲食店では社会的距離の確保や、共用卓上調味料の撤去などが求められる。メニューは使い捨てとなり、テーブル脇で料理の準備をすることも認められない。

Reuters
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