THE EPOCH TIMES

【食と健康】 野菜の薬用効果 (3)

2012年11月30日 07時00分
【大紀元日本11月30日】漢方医学の理論から見れば野菜にも寒熱温涼の性質があり、弱いながらそれぞれの治療効果もある。この知識を食養生に活かせば、健康維持や病気治療に補助的な効果が期待できる。

 シソ(紫蘇)

 シソは辛味で、温性。肺経・胃経に帰す。発表散寒・理気寛中・解毒の作用があり、風寒邪気による風邪・胃気不調の悪心嘔吐・胸悶・胎動不安・魚介類の食中毒やアレルギーなどを補助治療できる。

 ジャガイモ(馬鈴薯)

 ジャガイモは甘味で、平性。胃経・大腸経に帰す。益気健脾・調中和胃・解毒消炎の作用があり、病後脾胃虚寒・気短乏力・胃および十二指腸潰瘍・習慣性便秘・胃痛などを補助治療できる。

 シュンギク(春菊)

 シュンギクは辛、甘味で平性。肝経・胃経に帰す。温脾養胃・降圧・化痰利気・安神・清肝明目の作用があり、脾胃虚弱の消化不良・腹満・食欲不振・腹痛・高血圧・小便不利・水腫・不安・不眠を補助治療できる。

 セリ(水芹)

 セリは甘、辛味で涼性。肺経・胃経に帰す。清熱利水・止血・止帯・利尿・涼血・平肝の作用があり、風邪の発熱・尿路感染・小便淋痛・小便出血・小児発熱・白帯(おりもの)・高血圧・高脂血症・糖尿病を補助治療できる。

 セロリ(旱芹)

 セロリ(旱芹)は甘、苦味で涼性。肝経・胆経・心包経に帰す。平肝清熱・利湿・涼血の作用があり、高血圧・めまい・頭痛・関節痛・神経痛・血尿・結核・瘰癧・月経前の腹痛・皮膚湿疹・黄疸・水腫などを補助治療できる。

 ダイコン(大根)

 ダイコンは辛、甘味で涼性。脾経・胃経に帰す。消食化痰・下気寛中・解毒の作用があり、消化不良・嘔吐・鼻血・食積・咳嗽痰多・腹脹・胃下垂・胃拡張などを補助治療できる。

 タマネギ(洋葱)

 タマネギは辛味で温性。肺経に帰す。化痰・解毒・殺虫の作用があり、高脂血症・高血圧・咳嗽多痰・小便不利・腸炎などを補助治療できる。

 トウガン(冬瓜)

 トウガンは甘、淡味で涼性。肺経・大腸経・膀胱経に帰す。清熱利水・消腫解毒・生津除煩の作用があり、慢性腎疾患・小便不利・膀胱炎・浮腫・熱射病による口渇や発熱・高脂血症・高血圧・肥満症などを補助治療できる。

 トマト(番茄)

 トマトは甘、酸味で涼性。肝経・脾経・胃経に帰す。生津止渇・健脾開胃の作用があり、熱病の口渇・高血圧・眼底出血・食欲不振・胃潰瘍などを補助治療できる。

 ナス(茄子)

 ナスは甘味で涼性。脾経・胃経・大腸経に帰す。清熱・消腫利尿・調和脾胃・止血・除湿・活血の作用があり、便血・小便不利・水腫・黄疸・食欲不振・痔出血・破傷風・小児口内炎などを補助治療できる。

 ニガウリ(苦瓜)

 ニガウリは苦味で寒性。心経・脾経・胃経に帰す。清熱・明目・解毒の作用があり、熱中症・結膜炎・赤痢・皮膚のできもの・帯状疱疹などを補助治療できる。

 
(利雪珍)


関連キーワード
^