南方週末、改ざん記事の訂正文を掲載 滲ませる当局への反発

2013年01月19日 13時10分
17日、南方週末が掲載した「特別更生」(ネット写真)

【大紀元日本1月19日】中国の有力紙「南方週末」は17日、当局の指示で改ざんされた新年特別号の記事に3カ所の誤りがあったとして訂正文を掲載した。文の中で、新聞の編集出版のプロセスを「尊重し遵守する必要がある」とし、当局の改ざんを暗に批判した。

 「特別更生」と題するこの訂正文は、改ざんされた文書の中で、4千年前の禹王の治水伝説を「2千年前の大禹治水」としたことや、「衆志成城(大勢の志が城を成す)」という四字熟語を「衆志成誠」に誤ったこと、さらに、発行号数の1507号を1057号に間違えたことを説明し訂正した。

 編集部はさらに、新聞は印刷されると、誤りは既成事実となり取り返しがつかないとした上、編集出版の一連の作業プロセスは「永遠に尊重し順守する必要がある」と強調した。「われわれはかつてなく、このことを認識した」と結んだこの訂正文に、報道の自由を踏みにじった当局への反発と怒りを滲ませた。

 この声明にネットユーザの書き込みが殺到。西北政法大学の諶洪果教授は、「報道の自由の立場を再び主張する姿勢は称えるべきだ」とコメント。アリババグループの朱徳付・副総裁も「言外に匂わしている。何かをほのめかしている」とつづり、声援を送っている。

(翻訳編集・余靜、張英)


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