【ぶらり散歩道】ー茨城篇ー日本唯一の夢結び大明神 大杉神社

2013年02月21日 07時00分
【大紀元日本2月21日】土浦方面から国道125号を走ってきて、数軒の商店が道の両側に見えてきたなだらかな坂の頂に着くと、大杉神社の大鳥居と改装された色彩豊かな麒麟門が見えてきた。主祭神として倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)を祀っている大杉神社は、767年(神護景雲元)創建と言われ、「あんばさま」として県内外から多くの信仰を集めている。

 社殿に施された彫刻は見事で、本殿腰組みの海獣背乗り仙人や天邪鬼足踏み仙人の彫刻や瑞垣の二十四孝の彫刻群は、名工島村圓鉄の作品である。拝殿向拝虹梁の丸彫りの竜を始めとする社殿各部の彫刻は、名工磯辺儀左衛門の作と伝えられている。麒麟門の彫刻も社殿に勝るとも劣らない彫刻と色彩は素晴らしく、何時まで見ていても飽きることがない。

 社殿北側には、幹周り7.5m、樹高28mの三郎杉が、神苑(奥山)最奥には幹周り7.5m、樹高40mの次郎杉がご神木として聳え立っている。太郎杉は1878年(寛政10)に焼失している。境内には、大国神社、五十瀬神社、白山神社、四柱神社、そして天満宮などが祀られている。神楽殿もある。

 大杉神社は日本唯一の夢結び大明神として慕われて、正月の初詣、2月3日の節分祭には多くの参拝客が訪れている。交通の便が悪いので、ほとんどの参拝客は自動車を利用している。駐車場は神社裏に大きなスペースがあり、公衆トイレも完備されている。年間の参拝客は33万人を超えると言われている。

 大杉神社 300-0621 稲敷市阿波958

 TEL/FAX:029-894-2613/894-3636

朝日に映える麒麟門

三郎杉

麒麟門を正面から見る

二組のねずみの嫁入りが可愛い

鳥居脇には石造りの天狗面が鎮座

(江間十四子)



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